PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版) |
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付録A PRIMECLUSTERシステム設計ワークシート | > A.8 クラスタアプリケーション構築ワークシート |
GLS (Global Link Services)を使用する場合に、あらかじめ入力項目を整理しておくために使用します。
ここでは、代表的な以下の二重化方式のワークシートについて説明します。
その他の二重化方式の設定方法については、"PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書(伝送路二重化機能編)"の"付録B 環境設定例"を参照してください。
本ワークシートの設定項目については、シート下段の説明、"GLSの初期設定"を参照してください。また、"システム設計例"の"GLS設定ワークシート"を参考にしてください。
[設定項目の説明]
・切替方式
GLSで使用する二重化方式の種別を指定します。
hanetconfig createコマンドの-mオプションで、d(NIC切替方式の論理IP引継ぎ)を指定します。
・引継ぎ仮想インタフェース名
クラスタ切替え対象となる仮想インタフェースの名前を指定します。
hanethvrsc createコマンドを実行することにより、shaX:NN(X,NNは数字)の名前で自動的に生成されます。
・引継ぎ仮想IPアドレス(またはホスト名)
クラスタ切替え対象となるIPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanethvrsc createコマンドを実行することにより、ノード(1)および(2)で設定した論理IPアドレス(またはホスト名)と同じ値が自動的に設定されます。
・サブネットマスク
引継ぎ仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。
hanetmask createコマンドにより指定します。
この値は、物理IPアドレス、論理IPアドレス全てに共通に適用されます。
なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。
・仮想インタフェース名
二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想インタフェースの名前を指定します。
hanetconfig createコマンドの-nオプションで、shaX(Xは数字)の名前で指定します。
ノード(1)とノード(2)で同じ名前にしてください。
・プライマリ物理インタフェース名
二重化した物理インタフェースのうち、最初に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)
hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。
・セカンダリ物理インタフェース名
二重化した物理インタフェースのうち、プライマリ物理インタフェースからの切替え後に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)
hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。
・物理IPアドレス(またはホスト名)
二重化する物理インタフェースに割り当てる物理IPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetconfig createコマンドの-eオプションで指定します。
ノード(1)とノード(2)で異なる値にしてください。
・論理IPアドレス(またはホスト名)
二重化する物理インタフェースに割り当てる論理IPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetconfig createコマンドの-iオプションで指定します。ノード(1)とノード(2)で同じ値にしてください。
論理IPアドレスには、物理IPアドレスと同じネットワーク番号のIPアドレスを指定します。
・プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)
プライマリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。
・セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)
セカンダリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。
・待機NICパトロール
待機NICの監視を行う場合、hanetconfig createコマンドの-mオプションで、p(待機パトロール機能(異常発生時自動切戻し))または q(待機パトロール機能(即時自動切戻し))を指定します。
[設定項目の説明]
・切替方式
GLSで使用する二重化方式の種別を指定します。
hanetconfig createコマンドの-mオプションで、e(NIC切替方式の物理IP引継ぎ)を指定します。
・引継ぎ仮想インタフェース名
クラスタ切替え対象となる仮想インタフェースの名前を指定します。
hanethvrsc createコマンドを実行することにより、shaX:NN(X,NNは数字)の名前で自動的に生成されます。
・引継ぎ仮想IPアドレス(またはホスト名)
クラスタ切替え対象となるIPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanethvrsc createコマンドを実行することにより、ノード(1)および(2)で設定した論理IPアドレス(またはホスト名)と同じ値が自動的に設定されます。
・サブネットマスク
引継ぎ仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。
hanetmask createコマンドにより指定します。
この値は、物理IPアドレス、論理IPアドレス全てに共通に適用されます。
なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。
・仮想インタフェース名
二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想インタフェースの名前を指定します。
hanetconfig createコマンドの-nオプションで、shaX(Xは数字)の名前で指定します。
ノード(1)とノード(2)で同じ名前にしてください。
・プライマリ物理インタフェース名
二重化した物理インタフェースのうち、最初に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)
hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。
・セカンダリ物理インタフェース名
二重化した物理インタフェースのうち、プライマリ物理インタフェースからの切替え後に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)
hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。
・物理IPアドレス(またはホスト名)
二重化する物理インタフェースに割り当てる物理IPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetconfig createコマンドの-eオプションで指定します。
ノード(1)とノード(2)で異なる値にしてください。
・論理IPアドレス(またはホスト名)
二重化する物理インタフェースに割り当てる論理IPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetconfig createコマンドの-iオプションで指定します。ノード(1)とノード(2)で同じ値にしてください。
論理IPアドレスには、物理IPアドレスと同じネットワーク番号のIPアドレスを指定します。
・プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)
プライマリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。
・セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)
セカンダリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。
・待機NICパトロール
待機NICの監視を行う場合、hanetconfig createコマンドの-mオプションで、p(待機パトロール機能(異常発生時自動切戻し))または q(待機パトロール機能(即時自動切戻し))を指定します。
[設定項目の説明]
・切替方式
GLSで使用する二重化方式の種別を指定します。
hanetconfig createコマンドの-mオプションで、e(NIC切替方式の物理IP引継ぎ)を指定します。
・引継ぎ仮想インタフェース名
クラスタ切替え対象となる仮想インタフェースの名前を指定します。
hanethvrsc createコマンドを実行することにより、shaX:NN(X,NNは数字)の名前で自動的に生成されます。
・引継ぎ仮想IPアドレス(またはホスト名)
クラスタ切替え対象となるIPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanethvrsc createコマンドを実行することにより、ノード(1)および(2)で設定した論理IPアドレス(またはホスト名)と同じ値が自動的に設定されます。
・サブネットマスク
引継ぎ仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。
hanetmask createコマンドにより指定します。
この値は、論理IPアドレスに共通に適用されます。
なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。
・仮想インタフェース名
二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想インタフェースの名前を指定します。
hanetconfig createコマンドの-nオプションで、shaX(Xは数字)の名前で指定します。
ノード(1)とノード(2)で同じ名前にしてください。
・プライマリ物理インタフェース名
二重化した物理インタフェースのうち、最初に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)
hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。
・セカンダリ物理インタフェース名
二重化した物理インタフェースのうち、プライマリ物理インタフェースからの切替え後に活性化して使用するインタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)
hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。
・論理IPアドレス(またはホスト名)
二重化する物理インタフェースに割り当てる論理IPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetconfig createコマンドの-iオプションで指定します。ノード(1)とノード(2)で同じ値にしてください。
・プライマリ監視先IPアドレス(またはホスト名)
プライマリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。
・セカンダリ監視先IPアドレス(またはホスト名)
セカンダリ物理インタフェース使用時に監視するスイッチングHUBのIPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetpoll createコマンドの-pオプションで指定します。
・待機NICパトロール
待機NICの監視を行う場合、hanetconfig createコマンドの-mオプションで、p(待機パトロール機能(異常発生時自動切戻し))または q(待機パトロール機能(即時自動切戻し))を指定します。
[設定項目の説明]
・切替方式
GLSで使用する二重化方式の種別を指定します。
hanetconfig createコマンドの-mオプションで、t(高速切替方式)を指定します。
・引継ぎ仮想インタフェース名
クラスタ切替え対象となる仮想インタフェースの名前を指定します。
hanethvrsc createコマンドを実行することにより、shaX:NN(X,NNは数字)の名前で自動的に生成されます。
・引継ぎ仮想IPアドレス(またはホスト名)
クラスタ切替え対象となるIPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanethvrsc createコマンドの-iオプションで指定します。
引継ぎIPアドレスには、仮想IPアドレスと同じネットワーク番号のIPアドレスを指定します。
・サブネットマスク
引継ぎ仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。
hanetmask createコマンドにより指定します。
なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。
・仮想インタフェース名
二重化する物理インタフェースに割り当てる仮想インタフェースの名前を指定します。
hanetconfig createコマンドの-nオプションで、shaX(Xは数字)の名前で指定します。
ノード(1)とノード(2)で同じ名前にしてください。
・物理インタフェース名(1),(2)
二重化する物理インタフェースの名前を指定します。(例.eth0,eth1等)
hanetconfig createコマンドの-tオプションで指定します。
・仮想IPアドレス(またはホスト名)
仮想IPアドレス(またはホスト名)を指定します。
hanetconfig createコマンドの-iオプションで指定します。
ノード(1)とノード(2)で異なる値にしてください。
仮想IPアドレスには、物理IPアドレスと異なるネットワーク番号のIPアドレスを指定します。
・サブネットマスク
仮想IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。
hanetmask createコマンドにより指定します。この値は、引継ぎ仮想IPに適用するサブネットマスクと同じ値になります。
なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。
・物理IPアドレス(1),(2)
二重化する物理インタフェースに割り当てる物理IPアドレスを指定します。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルに指定します(ethXは物理インタフェース名)。
物理IPアドレス(1)、物理IPアドレス(2)には、異なるネットワーク番号のIPアドレスを指定します。
・サブネットマスク
物理IPアドレスに適用するサブネットマスクの値を指定します。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルに指定します(ethXは物理インタフェース名)。
なお、IPv6アドレスの場合、およびIPv4アドレスでサブネットを適用しない場合は、指定する必要はありません。
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