PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版)
目次 索引 前ページ次ページ

第6部 PRIMECLUSTER対応製品編> 第11章 PRIMECLUSTER Wizard for Oracle> 11.2 動作環境

11.2.1 システム構成

システム構成図を示します。

スケーラブルシステム

RAC によるスケーラブル運用では、全ノードで Oracle が動作します。クライアントはどちらのノードに接続してもデータベースを使用することができます。

スタンバイ運用

スタンバイ運用では、運用ノードと待機ノードが存在します。運用ノードでは、Oracle、 論理 IP アドレス、共用ディスクへの接続が活性化され、待機ノードでは、それらが非活性化されています。異常発生時には、待機ノードへの業務の切替えが発生し、待機ノードの資源が活性化されます。クライアントは論理 IP アドレスによる接続を行うことにより、設定変更することなく運用中のノードに接続することができます。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006