PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版)
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第4部 システム構成変更編> 第8章 運用構成変更> 8.5 userApplicationの運用属性の変更

8.5.1 運用属性の変更方法(CUI)

CUIを使ったuserApplication属性の変更方法について説明します。

手順8.で指定する運用属性の内容については、"PRIMECLUSTER RMS導入運用手順書" の "13 付録-属性" を参照してください。

◆操作手順

CUI画面上の"Application"はクラスタアプリケーションを指します。
  1. いずれかのクラスタノードにログインし、システム管理者権限になります。

  2. RMSを停止します。RMSの停止方法については、"RMSを停止する"を参照してください。

  3. hvw コマンドを実行します。

    # /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvw -n <configuration file>

    <configuration file>には、任意のConfigurationファイル名を指定してください。

  4. CUIのメインメニューで、"Application-Edit"を選択します。番号を入力して<Enter>キーを押します。

    [メインメニュー]

  5. "Application selection menu" で 運用属性の変更を行うuserApplicationを選択します。

    以下は、"APP1"を選択した例です。

    [クラスタアプリケーションの選択メニュー]

  6. "turnkey wizard STANDBY" が表示されます。"Machines+Basics" を選択し、userApplicationの運用属性の変更を行います。

    [turnkey wizard "STANDBY"]

  7. "Machines+Basics"で変更する運用属性を選択します。

    [Machines+Basics]

    値を変更する場合:
    変更する項目を選択します。番号を入力して<Enter>キーを押します。

    Choose the setting to process: 20 <RETURN>
    手順8.のような値の設定メニューが表示されます。

    "SAVE+EXIT"を選択し、変更を保存します。番号を入力して<Enter>キーを押します。

    Choose the setting to process: 3 <RETURN>

    手順9.の"turnkey wizard "STANDBY""が表示されます。

  8. 値の設定メニューで値を設定します。

    [値の設定メニュー (OnlinePriorityの例)]

    設定値を選択します。番号を入力して<Enter>キーを押します。

    "RETURN"を選択すると1つ前のメニューに戻れます。

    変更する属性が複数ある場合、手順7.と手順8.を繰り返します。

    設定する属性が"OnlinePriority"でない場合は、手順8.で選択するメニュー番号が、本例とは異なります。

  9. 属性の変更が終了したら、"Machines+Basics"の画面で、"SAVE+EXIT"を選択して、"turnkey wizard STANDBY"に戻ります。

    [turnkey wizard "STANDBY"]

    "SAVE+EXIT"を選択し、クラスタアプリケーション選択メニューに戻ります。

  10. "RETURN"を選択してメインメニューに戻ります。

    [クラスタアプリケーションの選択メニュー]

  11. メインメニューで"Configuration-Generate" を選択後 "Configuration-Activate" を選択して、変更した内容を全てのクラスタノードに反映します。

    [メインメニュー]

    [Configurationの配布(Configuration-Activateの実行例)]

    処理が成功すると "The activation was finished successfully."と表示されます。このメッセージが表示されない場合は、設定した情報や構成に問題があります。そのような場合は、変更した情報を再度見直してください。
  12. <Enter>キーを押してメインメニューに戻ります。

    [メインメニュー]

  13. "QUIT"を選択して処理を終了します。

     

  14. PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスのチェックを行います。
    クラスタシステムを構成する1ノードで以下のコマンドを実行してください。

    # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig -c
  15. PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスのチェックの結果、clrwzconfigコマンドが8050番のメッセージを出力した場合、PRIMECLUSTER対応製品用のクラスタサービスを再登録します。
    クラスタシステムを構成する1ノードで以下のコマンドを実行してください。

    # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clrwzconfig
  16. PRIMECLUSTER対応製品のリソースを変更します。詳細は、"PRIMECLUSTER対応製品用リソースの登録" を参照してください。

     

  17. Cluster AdminよりRMSおよびuserApplicationの起動を行います。

    RMSの起動方法については、"RMSを起動する"を、クラスタアプリケーションの起動については"クラスタアプリケーションを起動する"参照してください。

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