Interstage Application Server 使用上の注意 - Solaris (TM) Operating Environment -
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第3章 注意事項> 3.9 EJBサービスの注意事項

3.9.2 カストマイズツールの注意事項

  1.  JDK/JREの制限により画面プロパティのディスプレイの色の設定で256色以下を選択するとカストマイズツールの表示色が不安定になったり、起動できなくなる場合があります。256色よりも大きい色数を選択してください。
     また、Windows(R) 2000 Server/Windows(R) 2000 Advanced Server のTerminal Serviceを利用して、カストマイズツールを起動した場合、ディスプレイの色が256色となりますので、画面の表示色が不安定になりますが、動作には影響ありません。
  2.  標準出力/標準エラー出力ファイルを設定するダイアログおよびWebブラウザのパスを設定するダイアログでは、前回選択したファイルのフォルダがデフォルトで表示されます。
     しかし、Java2環境では、前回選択したファイルのフォルダのパスに日本語名が存在している場合は、日本語名の直前までのフォルダがデフォルトで表示されます。
    目的のファイルを選択するには、ファイルダイアログを操作して選択してください。
  3.  EJBサービスを上書きインストールした場合、カストマイズツールのWebブラウザのパス設定情報が初期化されるため、インストール後に再設定するようにしてください。
  4.  ejbcustコマンドで起動するカストマイズツールにおいて、JDK/JRE 1.3以降の環境ではInterstage V2系で作成したJavaのEJBアプリケーションは選択できません。
  5.  V3.0L20以降では、ejbcustxで起動されるカストマイズツールの高速呼出し定義画面の起動性能を向上しています。一覧表示時点でインストールされているEnterprise Beanの情報を取得する処理を高速にしているため、呼出し側のBeanには、EJB1.1,EJB2.0規約のEnterprise Beanのみでなく、EJB1.0規約のEnterprise Beanがインストールされている場合は、それも一覧に表示されます。なお、EJB1.0規約のEnterprise Beanを選択した場合は、エラーメッセージが表示され、編集することはできません。V3.0L10と同様に、EJB1.0規約のEnterprise Beanを高速呼出し定義画面での一覧表示時点で、表示されないようにするには、ejbcustx コマンドに-v3(あるいは-V3)オプションを付加して実行してください。ただし、この場合は、処理時間はV3.0L10のままとなります。
  6.  ターミナルサービス上でカストマイズツールを使用する場合などで、画面のレスポンスが遅い環境では、カストマイズツールの操作において、ボタンなどが続けて操作できてしまう場合があります(例えば、ボタンを押して処理が行われ、ボタンがマスクされるまでに時間がかかる場合)。
     具体的には、次の操作があげられます。

     ダイアログが複数開くケース

     複数の画面/ダイアログが開いた場合、1つずつ閉じて、1つの画面/ダイアログのみにしてから操作をしてください。


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