Interstage Application Server 使用上の注意 - Solaris (TM) Operating Environment -
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第2章 制限事項> 2.16 ポータル機能の制限事項

2.16.2 代理ログオン機能の制限事項

項番

制限事項

対処方法

解除予定

1

フォーム認証を行うコンテンツにおいて、その認証方式がワンタイムパスワード方式の場合、代理ログオンを行うことができません。(注1)

ありません。

未定

2

フォーム認証の代理ログオンにおいて、以下の条件を満たした場合、コメントに2バイト文字列を使用することができません。
 - ブラウザがNetscape4.Xである、
   かつ、
 - フォーム画面のコード系が1バイトコード系(ISO-8859-1など)である。

コメントには1バイト文字列を使用してください。

未定

3

フォーム認証の代理ログオンにおいて、以下の条件を満たした場合、代理ログオンを行うことができません。
 - HTTPプロトコルのリダイレクション機能を使用してログオンフォームを表示している。(注2)

リダイレクション後のログオンフォームのURLを別名として登録してください。

未定

4

利用者のブラウザがNetscape4.Xの場合、[基本認証情報設定]画面と[フォーム認証情報設定確認]画面の入力項目の文字数制限は以下のようになります。
a) [基本認証情報設定]画面
  - ユーザ名:64バイト
  - パスワード:64バイト
  - コメント:64バイト
b) [フォーム認証情報設定確認]画面
  - コメント:64バイト

ありません。

未定

5

フォーム認証の代理ログオンでは、ブラウザから送られるポストデータのサイズの上限値が8キロバイトに制限されています。この上限値を超えた場合、イベントログに以下のメッセージが記録され、代理ログオンに失敗します。
[イベントログのメッセージ]
  "代理ログオン情報の保存に失敗しました.パラメタが不当です.[too long post data] "

POSTデータのサイズを8キロバイト以内にしてください。

未定

 注1)
 ワンタイムパスワード方式とは、PC内の時間やカウンタ値のようなリクエストごとに変わるキーを使用して、一度限りしか使えないパスワードを生成する認証方式です。

 注2)
 ここでのHTTPプロトコルのリダイレクション機能とは、ウェブサーバがHTTPリクエストに対するレスポンスコードを301、あるいは、302で復帰させることにより、ブラウザに対して指定したURLにジャンプするように要求する機能のことです。ジャンプ先のURLはレスポンスヘッダー内のlocationヘッダーに記述してあります。


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