PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
目次 索引 前ページ次ページ

付録A 使用例> A.2 PowerSORT OCXの使用例

A.2.8 レコード再編成機能を使った例

次のプログラムは、既に存在するレコード長100バイトのバイナリファイル"c:\sortin"を、レコードの20バイトめから10バイト、30バイトから10バイト、先頭から10バイト、40バイトから10バイトの順に再編成し、バイナリファイル"c:\sortout"に出力するコードの記述例です。

Private Sub Command1_Click()

  'エラーメッセージを表示しない旨を指定します。
  PowerSORT1.DispMessage = False

  'ソート処理を指定します。
  PowerSORT1.DisposalNumber = 0

  '再編成フィールドとしてレコードの20バイトめから10バイト、30バイトめから
  '10バイト、先頭から10バイト、40バイトめから10バイトの順に再編成するよう
  'に指定します。
  PowerSORT1.RconCmdStr = "19.10 29.10 0.10 39.10"

  '入力ファイル名を指定します。
  PowerSORT1.InputFiles = "c:\sortin"

  '入力ファイル種別にバイナリ固定長を指定します。
  PowerSORT1.InputFileType = 1

  '出力ファイル名を指定します。
  PowerSORT1.OutputFile = "c:\sortout"

  '出力ファイル種別にバイナリ固定長を指定します。
  PowerSORT1.OutputFileType = 1

  'レコード長は100バイトです。
  PowerSORT1.MaxRecordLength = 100

  'PowerSORTのDLLを呼出し実行します。
  PowerSORT1.Action

  'エラー検出時の処理。
  If PowerSORT1.ErrorCode <> 0 Then
   Msgbox "PowerSORTでエラーを検出しました。" & " ErrorDetail=" & PowerSORT1.ErrorDetail
   Exit Sub
  End If

End Sub


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2004-2006