PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
目次 索引 前ページ次ページ

第6章 C言語プログラムからPowerSORTを使用する> 6.4 BSORT関数で使用する構造体

6.4.10 BSIDX構造体

BSIDX構造体は、出力ファイルが富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合に、インデックスを作成するための構造体です。
BSIDX構造体の領域を確保する際の領域の大きさはBS_IDXTABSIZE(n)を使って求められます。
BS_IDXTABSIZE(n)は、n個のインデックスの情報をもつBSIDX構造体の大きさを求めるマクロです。

typedef struct {
  unsigned char   idx_flag;
  unsigned char   reserve[3];  /* reserved */
  unsigned long   entry_no;
  BSIDXKEY      idx_entry[1];
} BSIDX;

■BSIDX構造体メンバ

unsigned char  idx_flag

インデックスの作成方法を設定します。
以下から選択して指定します。複数指定する場合は、その論理和を指定します。

定義値

意味

BSIF_COMP

圧縮指定を設定します。

BSIF_CMPR

レコードのデータ圧縮指定を設定します。

unsigned long  entry_no

インデックスの数を指定します。
上限値は富士通COBOLファイルシステムの上限値に従います。

BSIDXKEY  idx_entry[n]

インデックスフィールドを指定します。詳細はBSIDXKEY構造体を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2004-2006