PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
目次 索引 前ページ次ページ

第6章 C言語プログラムからPowerSORTを使用する> 6.4 BSORT関数で使用する構造体

6.4.8 BSFILE構造体

BSFILE構造体は、入力ファイルパス名と一時ファイルパス名を指定するための構造体です。
BSFILE構造体の領域を確保する際の領域の大きさはBS_FILESIZE(n)を使って求められます。
BS_FILESIZE(n)は、n個のファイルパス名のポインタをもつBSFILE構造体の大きさを求めるマクロです。

typedef struct {
  unsigned long    entry_no;
  unsigned_char   *file_addr[1];
} BSFILE;

■BSFILE構造体メンバ

unsigned long  entry_no

入力ファイルパス名または一時ファイルパス名の数を設定します。
0を設定すると入力ファイルパス名または一時ファイルパス名の指定を省略したものとみなします。
マージ機能で入力ファイルパス名を指定する場合は、入力ファイルパス名の数とBSRTPRIM構造体のinput_stringには同じ値を設定しなければなりません。

unsigned_char  *file_addr[n]

入力ファイルパス名または一時ファイルパス名のアドレスを設定します。
ファイルパス名は、<NULL>で終わる文字列です。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2004-2006