PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書 |
目次
索引
![]() ![]() |
第1章 PowerSORTの概要 | > 1.7 フィールドとデータ形式 |
フィールドには、ソート機能およびマージ機能で使用するキーフィールド、レコード集約機能で使用する集約フィールド、レコード選択機能で使用する選択フィールド(被比較フィールドおよび比較フィールド)、およびレコード再編成機能で使用する再編成フィールドがあります。また、フィールドの指定方法には、固定フィールド指定と浮動フィールド指定があります。
固定フィールド指定とは、レコードの先頭からのバイト位置によって区分されるフィールドの指定方法です。フィールドの位置は全レコードで共通です。
浮動フィールド指定とは、フィールド分離文字によって区分されるフィールドの指定方法です。フィールド分離文字の位置によってフィールドの位置が決定されるため、レコードごとにフィールドの位置は異なります。浮動フィールド指定はテキストファイルのときに指定できます。
キーフィールドは、レコードの大小関係を決めるために使用するレコード中のフィールドです。フィールドの位置、長さ、データ形式と操作方法の情報からなっています。
集約フィールドは、レコード集約機能で使用する、数値を加算するためのフィールドです。集約フィールドは、フィールドの位置、長さ、データ形式および出力形式の情報からなっています。
選択フィールドは、レコード選択機能で使用するフィールドです。選択フィールドには、被比較フィールドおよび比較フィールドがあります。
レコード中の2つのフィールドを比較する場合は、先に指定したフィールドを被比較フィールド、後に指定したフィールドを比較フィールドといいます。レコード中のフィールドと自己規定値を比較する場合は、先に指定したフィールドを被比較フィールドといいます。
被比較フィールドは、レコード中のフィールドの位置、長さ、データ形式と操作方法の情報からなっています。比較フィールドは、レコード中のフィールドの位置、長さとデータ形式の情報からなっています。自己規定値は、10進数の定数または16進数や文字列で表される文字列定数です。
再編成フィールドは、レコード再編成機能で指定する入力または出力レコード中のフィールドです。レコード中のフィールドの位置と長さの情報からなっています。
再編成フィールドには、レコード再編成機能で使用する10進数の定数または16進数や文字列で表される文字列定数を自己規定値として指定できます。レコード再編成機能では、任意の数字や文字をレコードに埋め込むときに自己規定値を使用します。
浮動フィールド指定の注意事項
目次
索引
![]() ![]() |