Apdesigner プログラマーズガイド
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第3部 Apdesigner利用編> 第14章 プロジェクトをビルド・デバッグ・実行する> 14.3 プロジェクトを実行する

14.3.1 プロジェクトの実行方法

アプリケーションの実行方法について説明します。

+Javaアプリケーショの実行方法

プロジェクトの種別によって、実行方法が異なります。それぞれの実行方法について以下に示します。

++[Pure Javaアプリケーション]の場合

Apdesignerからの実行

メニューバーから[実行] > [構成および実行]を選択してください。
[構成および実行]ダイアログボックスの[構成]から[Javaアプリケーション]を選択し、右のペインのフィールドで必要なPure Javaアプリケーションの情報(起動するクラスや引数など)を指定します。必要なPure Javaアプリケーションの情報を指定したら、[実行]ボタンをクリックしてPure Javaアプリケーションを実行します。

作成した起動構成は、アプリケーションの実行時に毎回作成する必要はありません。
同じ起動構成で実行する場合は、[構成]から作成した構成ファイルを選択し、[実行]ボタンをクリックしてPure Javaアプリケーションを実行してください。ツールバー上の実行アイコンの▼部分をクリックして、作成したときに[名前]に指定した名前を選択することで素早くアプリケーションを実行することもできます。

アイコンまたはコマンドによる実行

プロジェクト資産の格納フォルダをカレントフォルダとして位置付けたあと、以下に示す形式のコマンドを入力し、実行してください。

上記に示す各コマンドの詳細については、"Java Development Kitオンラインマニュアル"の"JDKツールドキュメンテーション"を参照してください。

++[アプレット]の場合

Apdesignerからの実行

(1) Apdesignerの実行機能を利用して実行する

メニューバーから[実行] > [構成および実行]を選択してください。
[構成および実行]ダイアログボックスの[構成]から[Javaアプレット]を選択し、右のペインのフィールドで必要なアプレットの情報を指定します。必要なアプレットの情報を指定したら、[実行]ボタンをクリックしてアプレットを実行します。

作成した起動構成は、アプレットの実行時に毎回作成する必要はありません。
同じ起動構成で実行する場合は、[構成]から作成した構成ファイルを選択し、[実行]ボタンをクリックしてアプレットを実行してください。ツールバー上の実行アイコンの▼部分をクリックして、作成したときに[名前]に指定した名前を選択することで素早くアプレットを実行することもできます。

(2) アプレットを表示するHTMLファイルを利用して実行する

クラスファイルが生成されているフォルダ内に存在するアプレットを表示するHTMLファイルを開くことでアプレットの実行を行うことができます。この方法で実行するためには、HTMLファイルの拡張子に対してWebブラウザを割り当てておく必要があります。通常、WindowsシステムによってHTMLに対してWebブラウザが割り当てられていますのでそのまま実行することができます。Windowsシステムによって割り当てられたWebブラウザと異なるWebブラウザを利用する場合は、[ウィンドウ] > [設定]を開き、利用するHTMLファイルの拡張子を登録し、利用したいWebブラウザを定義してください。

アプレットを表示するHTMLファイルを利用して実行するには、HTMLファイルを選択した状態で、コンテキストメニューを表示するキーをクリックするか、マウスの操作(通常は右ボタンのクリック)によりコンテキストメニューを開き、[アプリケーションから開く]を選択し、サブメニューより[システムエディタ]または定義済みのWebブラウザを選択してください。

アイコンまたはコマンドによる実行

プロジェクト資産の格納フォルダをカレントフォルダとして位置付けたあと、以下に示す形式のコマンドを入力し、実行してください。
コマンド名には、アプレットビューアコマンド(appletviewer)またはWebブラウザを指定します。

   コマンド名 [オプション] URL名

なお、Java2でアプレットビューアを利用する場合、以下のようにオプションにクラスパスの指定が必要です。

   appletviewer -J-classpath -J"%CLASSPATH%" URL名

アプレットビューアの留意事項については、"留意事項"を参照してください。

+COBOLアプリケーショの実行方法

Apdesignerからの実行

メニューバーから[実行] > [構成および実行]を選択してください。

[構成および実行]ダイアログボックスの[構成]から[COBOLアプリケーション]を選択し、右のペインのフィールドで必要な情報(起動する実行ファイルや引数など)を指定します。必要な情報を指定後、[実行]ボタンをクリックしてCOBOLアプリケーションを実行します。

作成した起動構成は、アプリケーションの実行時に毎回作成する必要はありません。
同じ起動構成で実行する場合は、[構成および実行]ダイアログボックスの[構成]から作成した構成ファイルを選択し、[実行]ボタンをクリックしてCOBOLアプリケーションを実行してください。ツールバー上の実行アイコンの▼部分をクリックして、作成したときに[名前]に指定した名前を選択することで素早くアプリケーションを実行することもできます。

コマンドによる実行

実行ファイル名を直接起動します。プログラム引数が必要な場合には、コマンドラインに引数を指定します。
実行に必要なDLLについては、実行ファイルと同じファイルもしくは、環境変数PATHで参照可能なフォルダに格納する必要があります。


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