Apdesigner プログラマーズガイド |
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第3部 Apdesigner利用編 | > 第10章 Javaフォームとアプレットを定義する | > 10.3 継承フォーム |
クラス継承フォームは、任意のコンポーネントまたはコンテナクラスを基底クラスとします。
クラス継承フォームには以下の種類があります。
java.awt.Container/java.awt.Window/java.awt.Panel/javax.swing.JPanel
およびその継承クラスを基底クラスとしたJavaフォームです。ただし、ほかのクラス継承フォームで扱う基底クラスは、クラス継承パネルでは取り扱いません。たとえば、java.awt.Frameはjava.awt.Containerの派生クラスですが、クラス継承パネルではなく、クラス継承フレームを使用します。
java.awt.Frame/javax.swing.JFrame
およびその継承クラスを基底クラスとしたJavaフォームです。
java.awt.Dialog/javax.swing.JDialog
およびその継承クラスを基底クラスとしたJavaフォームです。
java.applet.Applet/javax.swing.JApplet
およびその継承クラスを基底クラスとしたJavaフォームです。
クラス継承フォームを作成する場合は、Javaフォームの新規作成画面より、クラス継承パネルを選択し、以下のJavaフォームクラスの情報を設定します。
パッケージ名を指定します。指定しない場合は、空欄のままにします。
作成するフォーム名を指定します。
基底となるクラスを完全修飾名(パッケージ)で指定します。
「…」ボタンは、クラスの参照画面を表示します。
"各種Javaフォームを操作する"を参照してください。
クラス継承フォームのメソッドは、メソッド名のうしろに$をつけています。
クラス継承フォームの初期化時に呼び出されるユーザ定義初期化処理メソッド名は、initUser$()です。
ビルド時にabstractメソッドが記載されていない旨のエラーメッセージが表示される場合があります。このような場合は、Javaエディタなどを起動し、エラーメッセージで表示されたabstractメソッドを記述してください。
クラス継承アプレット作成時にほかのプロジェクトのアプレットを基底フォームとして指定した場合は、自動生成されたひな型HTMLの修正が必要です。
HTMLのAPPLETタグでは、プロジェクトとApdesignerのライブラリを含むフォルダをCODEBASEとします。以下にHTMLを示します。例題では、クラス継承アプレットMyAppletは"project2"フォルダの中のproject2.jarにあり、その基底クラスは"project1"フォルダの中の"project1.jar"にあるとします。
<APPLET CODE=MyApplet.class CODEBASE="../" WIDTH=600 HEIGHT=400 ARCHIVE="project1/project1.jar, project2/project2.jar"> </APPLET>
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