Apdesigner プログラマーズガイド
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第2部 アプリケーション開発編> 第5章 アプレットを開発する

5.2 開発の流れ

アプレットは、以下の順序で開発します。

なお、"3.Javaアプリケーション処理手続きを記述する"は、必要に応じて開発順序を変更することもできます。

  1. プロジェクトを定義する

    アプレットを開発する場合、[新規プロジェクト]ダイアログボックスで、[アプレットプロジェクト]を指定します。

  2. アプレットを定義する

    アプレットのユーザインタフェースを定義します。Javaフォーム定義を使用します。Javaフォーム定義については、"Javaフォームとアプレットを定義する"を参照してください。なお、プロジェクトの新規作成時では、アプレットの自動生成の延長でJavaフォーム定義が起動されます。新規にアプレットを作成する場合は、メニューバーの[ファイル] > [新規] > [その他]で表示される[新規]ダイアログボックスで、[Java] > [GUI] > [アプレット]を選択します。
    ウィザードでそのアプレットを貼った雛形のHTMLを生成することもできます。

  3. Javaアプリケーション処理手続きを記述する

    アプレット実行時のアプレットの操作に対応して行うイベント処理を、Javaで記述します。また、必要に応じて、Appletクラスのstartやstopメソッドなどのアプレット特有の処理も記述します。詳細については、"JDK ドキュメント"のjava.applet.Appletクラスを参照してください。

  4. プロジェクトをビルド・デバッグ・実行する

    作成したプロジェクトをビルドし、生成された実行ファイルを使用してアプレットをデバッグまたは実行します。デバッグではアプレットビューアが起動され、その上でアプレットをデバッグ実行します。

  5. アプレットをサーバに配置する

    ビルドしたプロジェクトの実行資産(JARとHTML)をサーバに転送します。Webブラウザを使って確認します。なお、HTMLは、必要に応じて編集します。


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