Apdesigner プログラマーズガイド
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第2部 アプリケーション開発編> 第4章 Webサービスアプリケーションを開発する> 4.1 概要

4.1.3 Webサービスコンポーネントの構成

Webサービスアプリケーションは、以下のようなファイルで構成されており、これらのファイルが配備する単位としてWARファイルにまとめられています。

++サービスエンドポイントインタフェース

Webサービスのユーザに公開するインタフェースをJavaのインタフェースで記述したものです。
インタフェースは、java.rmi.Remoteを継承し、メソッドはjava.rmi.RemoteExceptionをthrowするように宣言する必要があります。
Webサービスアプリケーションの開発者が使用するインタフェースであり、Webサービスのユーザに直接公開するものではありません。Webサービスのユーザへは、WSDLファイルを公開します。

++Webサービスエンドポイント

サービスエンドポイントインタフェースを実装するクラスです。
このクラスに、Webサービスの実装を記述します。

++ユーザ定義型クラス

Webサービスでは、情報の受け渡し時に、一定の条件を満たすユーザ固有のクラスを使用することができます。条件については、"サービスエンドポイントインタフェースに関する規則について"を参照してください。情報の受け渡し方などに依存して、Holderクラスを必要とします。

++WSDLファイル

Webサービスのユーザに公開するインタフェース定義ファイルです。

++<WSDLファイル名>_mapping.xmlファイル

WSDLファイルまたはサービスエンドポイントインタフェースから自動的に生成されるファイルです。生成されたものをそのまま使用します。

++deployment descriptor

配備時に必要な情報が記述されています。
Webサービスの配備に関する情報が記述されているファイル(webservices.xml)と、配備モジュール(WARファイルなど)の情報が記述されているファイル(web.xml)があります。


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