Apdesigner プログラマーズガイド
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第2部 アプリケーション開発編> 第3章 Enterprise JavaBeans (EJB)を開発する> 3.3 EJBのプログラミング

3.3.5 Enterprise Beanの参照

Enterprise Beanを呼び出すためには、JNDIを使用して、Enterprise BeanのHomeインタフェースを参照する必要があります。

Homeインタフェースの取得例を以下に示します。

  javax.naming.Context ic = new javax.naming.InitialContext(); ・・・(1)
  java.lang.Object obj = (java.lang.Object)ic.lookup("java:comp/env/ejb/SampleBean"); ・・・(2)
  SampleHome home = (SampleHome)javax.rmi.PortableRemoteObject.narrow
                          (obj, SampleHome.class); ・・・(3)
  1. lookupするためのContextを作成します。
  2. lookupを行います。引数にEnterprise Bean Environmentで規定された形式 ("java:comp/env/xxx")を指定してください。「xxx」にはEJBアプリケーション作成時にdeployment descriptorの参照EJBタグで指定した「Enterprise Beanの参照名」を指定します。例では、「xxx」に「ejb/SampleBean」を指定しています。
    注) Enterprise Beanの参照名を定義するときは、「ejb/Bean名」という形式で定義することを推奨します。
  3. narrow処理を行います。

クライアントアプリケーションからEnterprise Beanを呼び出す場合には、以下の組み合わせで、javaコマンドの-Dオプションなどを使用してシステムプロパティを設定する必要があります。

クライアント種別

キー

備考

EJBクライアント

java.naming.factory.initial

com.fujitsu.interstage.ejb.jndi.FJCNCtxFactoryForClient

 

J2EEアプリケーションクライアント

com.fujitsu.interstage.j2ee.jndi.InitialContextFactoryForClient

J2EEアプリケーションクライアントのdeployment descriptorに参照するEJBの情報を指定する必要があります。


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