Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド

3.10.3 エントリ管理ツールを使用したユーザ情報の移入

　エントリ管理ツールはエントリの操作をするためのツールです。エントリ管理ツールを使用すると、GUI操作によってリポジトリに登録されているエントリの追加、更新、削除、検索などの操作をすることができます。

起動方法

　［スタート］メニューから［プログラム］−［Interstage］−［Smart Repository］−［エントリ管理ツール］を選択してください。

irepeditent

　エントリ管理ツールの操作方法については、エントリ管理ツールのヘルプを参照してください。

• irepeditentコマンドを使用してエントリ管理ツールを起動する場合、使用するJRE、JDKを以下の順序で決定します(最初に見つかったJREまたはJDKを使用します)。
  1. /opt/FJSVawjdk/jre13/bin/java
  2. /opt/FJSVawjdk/jdk13/bin/java
  3. /opt/FJSVawjdk/jre14/bin/java
  4. /opt/FJSVawjdk/jdk14/bin/java

  使用したいJRE、またはJDKの前に、他のバージョンのJRE、またはJDKがインストールされていないか確認してください。

• エントリ管理ツールの起動は日本語環境上で行ってください。日本語環境以外でエントリ管理ツールを起動した場合、画面の文字列が文字化けします。
  　例：Solaris OE上(言語jaを使用)でエントリ管理ツールを使用する場合
  　　ログイン画面の[オプション]−[言語]から日本語(ja)を選択し、ログインを行ってください。
  ログイン後に環境変数(LANG/LC_ALL)を変更した場合は、エントリ管理ツールを起動する前にログイン時に設定した言語を環境変数(LANG/LC_ALL)に設定してください。
• バイナリ属性の属性値に外部ファイルが指定された場合は、外部ファイルの内容のみがリポジトリに格納され、ファイル名は格納されません。このため、バイナリ属性を含むエントリを選択した場合は、バイナリ属性の属性値欄にはリポジトリに格納されたバイナリファイルのデータサイズのみが表示されます。

• エントリ管理ツールをJRE1.3、またはJDK1.3で使用し、環境変数(LANG/LC_ALL)にUTF-8（“ja_JP.UTF-8”）を指定している場合、エントリ管理ツールのヘルプ画面が表示されません。
  JRE1.3、またはJDK1.3を使用する場合は、エントリ管理ツールを起動する前に、環境変数にUTF-8以外の日本語ロケールを設定してください。