ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド 13 - Solaris (TM) オペレーティングシステム / Microsoft(R) Windows(R) - |
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付録A 運用管理サーバの高可用化 | > A.4 マネージャ業務のセットアップ |
以下の手順で、マネージャをクラスタサービス (クラスタアプリケーション) としてセットアップします。以降の操作は、管理者権限で行います。
マネージャのインストール後にシステムの再起動を行った場合、以下の手順を行う前に、マネージャを停止してください。
詳細については、「PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)」を参照してください。
管理サーバ用共用データディスクに他のユーザがアクセスしないようにしたうえで、プライマリノードにおいて次のクラスタセットアップコマンドを実行します。
# /opt/FJSVssmgr/cluster/esc_clsetup -k Primary -m 管理サーバ用共用データディスクのマウントポイント -i 管理サーバ用引継ぎIPアドレス <RETURN> |
コマンドで指定した情報が表示されます。表示された内容を確認のうえ、"y" を入力します。セットアップを中止する場合は、"n" を入力します。
# /opt/FJSVssmgr/cluster/esc_clsetup -k Primary -m /zzz -i 10.10.10.10 <RETURN> ETERNUS SF Storage Cruiser settings are as follows. Cluster system : PRIMECLUSTER Node type : Primary Mount point : /zzz IP Address : 10.10.10.10 Manager cluster setup : Are you sure? [y,n,?] |
FJSVrcx:INFO:27700:esc_clsetup:primary node setup completed |
本コマンドの実行によって、クラスタ用セットアップに加え、共用ディスク上の /etc/opt/FJSVssmgr/current/sanma.conf の LOGICAL_MANAGER_IP 設定が、sanma.conf にセットされます。
LOGICAL_MANAGER_IP="10.10.10.10"; |
管理サーバ用共用データディスクに他のユーザがアクセスしないようにしたうえで、セカンダリノードにおいて次のクラスタセットアップコマンドを実行します。
# /opt/FJSVssmgr/cluster/esc_clsetup -k Secondary -m 管理サーバ用共用データディスクのマウントポイント <RETURN> |
コマンドで指定した情報が表示されます。表示された内容を確認のうえ、"y" を入力します。セットアップを中止する場合は、"n" を入力します。
# /opt/FJSVssmgr/cluster/esc_clsetup -k Secondary -m /zzz <RETURN> ETERNUS SF Storage Cruiser settings are as follows. Cluster system : PRIMECLUSTER Node type : Secondary Mount point : /zzz IP Address : 10.10.10.10 Manager cluster setup : Are you sure? [y,n,?] |
FJSVrcx:INFO:27701:esc_clsetup:secondary node setup completed |
以下の a. 〜 d. のリソースを作成後、クラスタサービス (クラスタアプリケーション) を以下の設定で作成します。
詳細については、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)」を参照してください。
userApplication Configuration Wizard の Resource の作成で "Cmdline" を選択してパス入力による作成方法を選択し、パス入力メニューで以下の設定を行います。
Flag (属性値) の設定 : クラスタサービス (クラスタアプリケーション) の属性値 StandbyTransitions について NO 以外を設定している場合は、ALLEXITCODES を "yes"、STANDBYCAPABLE を "yes" に設定します。
userApplication Configuration Wizard の Resource の作成で Ipaddress を選択して引継ぎ論理 IP アドレスを設定します。引継ぎ用論理 IP アドレスは、クライアント側の NIC に対して設定します。引継ぎネットワークの種別は "IP アドレス引継ぎ" を選択します。
userApplication Configuration Wizard の Resource の作成で Fsystem を選択してファイルシステムを設定します。マウントポイントの定義を行っていない場合は、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)」を参照して定義を行ってください。
userApplication Configuration Wizard の Resource の作成で Gds を選択して共用ディスクを設定します。管理サーバ用共用データディスク用に作成した設定を指定します。
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