ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド 13 - Solaris (TM) オペレーティングシステム / Microsoft(R) Windows(R) - |
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付録A 運用管理サーバの高可用化 | > A.3 マネージャのインストール |
クラスタシステム上でマネージャをクラスタサービス (クラスタアプリケーション) として運用するためには、クラスタシステムの各ノードへのインストールと環境設定が必要です。共用ディスクの設定時にデバイス名、およびマウントポイント名を確認してください。
マネージャをクラスタサービス (クラスタアプリケーション) として行う業務のことをマネージャ業務といいます。
PRIMECLUSTER の詳細については、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)」を参照してください。
マネージャをクラスタシステムに導入する場合、以下のリソースが必要です。
クラスタシステムで運用する際に運用管理サーバで使用する、ネットワーク上でユニークな IP アドレスを PRIMECLUSTERの Ipaddress リソース作成で新規に割り当てます。ただし、既存のクラスタサービス (クラスタアプリケーション) で使用している IP アドレスを利用する場合は、新規に運用管理サーバ用の IP アドレスを割り当てる必要はありません。
運用管理サーバ用の共用データを格納する PRIMECLUSTER GDS のボリュームを準備します。必要なボリューム数は以下のとおりです。
名称 |
個数 |
内容 |
---|---|---|
管理サーバ用共用データディスク | 1 | 管理サーバ用の共用データ格納先 |
「4.1.4.1 /etc/services の設定」で設定を行う運用管理サーバで使用するポート番号についてポート番号を割り当てます。
ETERNUS SF Storage Cruiserの共用ディスクには、ETERNUS SF Storage Cruiserで使用する以下のディレクトリを含みます。
各ディスク所要量は、静的ディスク容量と動的ディスク容量の和により算出しています。詳細については、「4.1.1.2.5 静的ディスク容量」、および「4.1.1.2.6 動的ディスク容量」を参照してください。
項番 |
ディレクトリ |
ディスク所要量 (単位 : M バイト) |
---|---|---|
1 |
/etc |
6 |
2 |
/var |
552 + ストレージリソースマネージャ用リポジトリ (注1) |
注1 : "ストレージリソースマネージャ用リポジトリ" の算出方法については、「4.1.1.2.6 動的ディスク容量」の「1. ストレージリソースマネージャ用リポジトリ」を参照してください。
マネージャをインストールします。
プライマリノード、セカンダリノードとも同じ手順で、マネージャは「4.1.3 インストール手順」までの作業を行ってください。
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