Interstage Shunsaku Data Manager トラブルシューティング集 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 - |
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第3章 調査資料の採取 | > 3.7 性能問題時の資料採取 |
Solarisにおける性能問題の調査に必要な性能情報の採取方法を示します。
複数CPU使用率を監視するには、mpstatコマンドを使用します。
mpstat -p [実行間隔(秒)] [実行回数] |
備考. 実行回数を省略した場合、無限に実行されます。
表示例)
CPU minf mjf xcal intr ithr csw icsw migr smtx srw syscl usr sys wt idl 0 0 0 1 214 114 25 0 0 0 0 38 0 0 0 100 1 1 0 1 3 2 31 0 1 0 0 45 0 0 0 100 |
備考. CPU使用率=(usr+sys)%
ネットワークの使用状況を監視するには、netstatコマンドを使用します。
netstat -in |
表示例)
Name Mtu Network Address Ipkts Ierrs Opkts Oerrs Collis dr0 1268 192.168.0 192.168.0.1 4340 0 14 0 0 eth0 1500 192.169.0 192.169.0.2 4116 0 6748 0 0 lo0 9216 127 127.0.0.1 2 0 2 0 0 |
Ipkts:受信したパケットの数
Ierrs:受信したパケット内でエラーを起こしていたパケットの数
Opkts:送信したパケットの数
Oerrs:送信したパケット内でエラーを起こしていたパケットの数
Collis:衝突(コリジョン)を起こしたパケットの数
メモリの使用状況を監視するには、vmstatコマンドを使用します。
スワップイン(スワップアウトされたデータを物理メモリに読み込む)およびスワップアウト(物理メモリのデータをハードディスクに書き出す)のメモリ量を調べることができます。
vmstat -S [実行間隔(秒)] [実行回数] |
備考. 実行回数を省略した場合、無限に実行されます。
表示例)
kthr memory page disk faults cpu r b w swap free si so pi po fr de sr f0 s0 s1 s4 in sy cs us sy id 0 0 0 1293368 806752 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 217 83 55 0 0 100 |
si:1秒当たりのスワップインのメモリ量(キロバイト)
so:同じくスワップアウトのメモリ量(キロバイト)
ディレクタサーバのディスクI/Oの使用状況を監視するには、iostatコマンドを使用します。
iostat -ctx [実行間隔(秒)] [実行回数] |
備考. 実行回数を省略した場合、無限に実行されます。
表示例)
extended device statistics tty cpu device r/s w/s kr/s kw/s wait actv svc_t %w %b tin tout us sy wt id lofi1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0 0 0 484 11 20 1 69 sd0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0 0 sd1 0.2 4.8 5.6 65.0 0.0 0.2 42.3 0 2 sd2 0.2 0.5 11.1 24.1 0.0 0.0 36.3 0 0 nfs1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0 0 |
プロセスの動作状況を監視するには、psコマンドを使用します。
ps -elfy |
表示例)
S UID PID PPID C PRI NI RSS SZ WCHAN STIME TTY TIME CMD S root 21715 21714 0 59 20 20328 23296 ? 16:35:55 ? 0:00 shunddmn shunsys shundir1 60432 S root 21706 21705 0 58 20 20336 23304 ? 16:35:55 ? 0:00 shunddmn shunsys shundir2 60432 |
備考. RSS:プロセスの実メモリ使用量
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