Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU -
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第2章 アプリケーションの設計> 2.2 文字コード系の考慮> 2.2.1 文字コード系の概要

2.2.1.1 文字コード系の種類

コンピュータの内部では、文字データはすべて数値として符号化して扱われています。字種の少ない英数字はすべて1バイト整数(256未満の整数)で表現できますが、字種の多い漢字などは1バイト整数では表現できないため、複数バイト(マルチバイト)の整数で扱われています。

マルチバイト文字はその規定方法によって以下のように分類されます。

文字コードの種類

説明

JIS漢字
(第一/第二水準)

ISO X0208で規定されている漢字コードです。1983年に互換を伴わない改定(以降83JIS改定と呼ぶ)が行われています。

JIS非漢字

JIS漢字と同様ISO X0208で規定されている仮名や記号を表す文字コードです。

拡張漢字

富士通が独自に開発したJEFコードの中で、JIS漢字に含まれない漢字コードです。

拡張非漢字

富士通が独自に開発したJEFコードの中で、JIS非漢字に含まれない記号を表す文字コードです。

利用者定義文字

利用者が独自に定義可能な文字コードです。

MSベンダー文字

Microsoft社が独自に追加した、利用者定義領域を含む文字コードです。


 


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