FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第1章 レプリケーションの概要 |
Linkexpress Replication optionは、Linkexpressにレプリケーション機能を追加するソフトウェア製品です。Linkexpressとともに、分散システムの構築と運用を支援します。
“レプリケーション”とは、データベースの複製を別のシステムに作成する機能です。
利用者プログラムによりデータベースが更新された場合には、更新データを複写することにより、複製されたデータベースの最新性を保証します。
更新データの複写は、データベースの更新とは非同期に行われます。したがって、更新データの複写がデータベースの更新と同期する必要のある業務は、Linkexpress Replication optionの適用外となります。
Linkexpress Replication optionでは、さまざまなプラットフォームやデータベースシステムと連携することができます。連携機能は以下の4つに分類されます。
オープンサーバ間のレプリケーションでSymfoware/RDBを複写元データベースとする場合
オープンサーバ間のレプリケーションでOracleを複写元データベースとする場合
グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとオープンサーバ間のレプリケーション
オープンサーバの他社データベースを複写先とするレプリケーション
なお、オープンサーバのSymfoware/RDBを複写元データベースとする機能をSymfoware抽出レプリケーションと呼びます。また、Oracleを複写元データベースとする機能をOracle抽出レプリケーションと呼びます。
参考:オープンサーバとグローバルサーバまたはPRIMEFORCEについて
本書では、OSがWindowsであるPCサーバと、SolarisまたはLinuxであるUNIXサーバを総称して、“オープンサーバ”と呼びます。これに対して、OSがOSIV/MSPまたはOSIV/XSPであるメインフレームを“グローバルサーバまたはPRIMEFORCE”と呼びます。
参考:Linkexpressについて
Linkexpressは、分散システム内でのデータベースやファイルを扱う業務の構築支援と運用支援を行うソフトウェアです。詳細は、“Linkexpress解説書”を参照してください。
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