Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第5部 Webサービス(SOAP)のセキュリティ> 第17章 Webサービス(SOAP)でセキュリティ機能を使用するための環境設定> 17.1 サーバシステムの証明書環境の構築

17.1.1 Interstage証明書環境を使用する

 以下Interstage証明書環境の構築から使用方法について示します。

  1. 秘密鍵の作成と証明書の取得
     詳細は、"Interstage証明書環境の構築と利用"を参照してください。
     
  2. 証明書とCRLの登録
     詳細は、"Interstage証明書環境の構築と利用"を参照してください。
     
  3. SSL定義の作成
     Interstage管理コンソールの以下の画面でSSL定義を作成します。
     Interstage管理コンソールから[システム]>[セキュリティ]>[SSL]>[新規作成]

     詳細はInterstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
     

  4. SSL定義の指定
     以下のプロパティファイルもしくはInterstage管理コンソールから[システム]>[ワークユニット]>[MyIJServer](IJServerワークユニット名) >[環境設定]タブ >[ワークユニット設定[表示]の“JavaVMオプション”でプロパティ値として3.で作成したSSL定義の名前を指定します。なお使用可能な証明書については“証明書と秘密鍵について”を参照してください。


     CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを使用する場合は、プロパティファイルにSSL定義名を指定してください。
     

  5. SOAP電子署名・XML暗号のライブラリ指定
    SOAP電子署名・XML暗号化通信を行う場合のみ以下の処理を行います。
    Interstage管理コンソールから[システム]>[ワークユニット]>[IJServer]>[環境設定]>[共通定義]の使用するXMLパーサの種別をFujitsu XML Processorに設定します。
    さらに以下のjarファイルをコピーします。

     上記のファイルを以下に示す場所へコピーします。
     
     J2EE共通ディレクトリ\ijserver\IJServerワークユニット名\ext
     (J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、%IS_HOME%\J2EE\var\deployment です。)


     J2EE共通ディレクトリ/ijserver/IJServerワークユニット名/ext
     (J2EE共通ディレクトリのデフォルトは、/opt/FJSVj2ee/var/deployment です。)

  6. アクセス権限の設定
    詳細は、“Interstage証明書環境のアクセス権限の設定”を参照してください。

 以上の手順で、Interstage証明書環境を使用できます。


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