Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第5部 JMS編> 第23章 JMSアプリケーションの開発> 23.4 サンプルアプリケーション

23.4.18 サンプルP2PMessageDrivenBean

 サンプルP2PMessageDrivenBeanについて説明します。

(1)概要

 サンプルP2PMessageDrivenBeanは、Message-driven Beanを使用してメッセージを受信する、メッセージ受信アプリケーションです。

 サンプルプログラムの構成を以下に示します。

<samples>
   *<J2EE>
       *<EJB>
           *<Queue>
               *<Receiver>
                   * P2PMessageDrivenBean.java       … ソースコード(Message-driven Bean)
                   * ejb-jar.xml                     … deployment descriptor定義ファイル
                   * P2PMessageDrivenBean.jar        … EJBアプリケーション(ejb-jarファイル)

(2)サーバアプリケーションの実行

1. 配備(Deployment)

 Interstage管理コンソールを使用して、EJBアプリケーション(ejb-jarファイル)を配備します。
 Interstage管理コンソールの使用方法については“Interstage運用ガイド”の“Interstage管理コンソールによるInterstage運用”を参照してください。

2. JMSの環境設定

 ConnectionFactory定義の定義名を“TestQueueConnectionFactory”、種類を“QueueConnectionFactory”として登録します。ConnectionFactory定義の詳細については、“ConnectionFactory定義の登録”を参照してください。
 Destination定義の定義名を“TestQueue”、種類を“Queue”として登録します。Destination定義の詳細については、“Destination定義の登録”を参照してください。
 なお、Destination定義の登録には、イベントチャネルを生成しておく必要があります。イベントチャネルの生成については、“イベントチャネル運用マシンの環境設定”を参照してください。

3. カスタマイズ

 Interstage管理コンソールを使用して、EJBアプリケーションの環境定義を設定します。

 以下の項目を設定してください。

 Message-driven Bean拡張情報

4. IJServerの起動

 Interstage管理コンソールを使用して、IJServerを起動します。

 注)Interstageが停止中の場合は、Interstageを起動してください。

5. 実行結果の確認

 メッセージ送信アプリケーションからメッセージを送信後、IJServerのログを参照してください。


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