Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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12.1.1 Entity Beanの形態
Entity BeanにはBMP(Bean-managed persistence)とCMP(Container-managed persistence)の2種類が存在し、それぞれ以下の特長があります。作成するEntity Beanの形態を選択してください。
- BMP (Bean-managed persistence)
EJBアプリケーション内に適切なデータベース操作文を発行する処理を記述することにより、EJBアプリケーション自身がデータの永続化を行います。
状況に応じたきめ細かいデータベース管理が可能です。
- CMP (Container-managed persistence)
◆ CMP1.1
コンテナがデータの永続化を行います。このため、EJBアプリケーション自身にデータベース操作文を記述することなく、データベースにアクセスすることができます。
◆ CMP2.0
CMP2.0ではCMP1.1の機能に加えて、Entity Beanが別のEntity Beanとの関係を保持する機能を備えたことにより、CMP1.1と比べてはるかに複雑化したデータをEntity Beanに関連づけることができます。
EJBアプリケーションにデータベース操作文を記述する必要がないため、ポータビリティ性の高いアプリケーションが容易に開発できます。
12.1.1.1 CMP1.1とCMP2.0の差異
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