Interstage Application Server 運用ガイド
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目次
索引

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G.2.1 ワークユニットおよびオブジェクトの稼働状態監視
Systemwalker CentricMGRよりワークユニット(IJServerを除きます)およびオブジェクトの稼働状態を監視できます。
以下に、Systemwalker CentricMGRより監視できる情報を示します。
ワークユニット情報
ワークユニットの情報として、以下の項目が表示されます。
表示項目 |
EJBアプリ
ケーション(旧版互換環境用) |
備考 |
表示名 |
○ |
ユーザがワークユニットに対して任意に命名する名前 |
ワークユニット名 |
○ |
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種別 |
○ |
ワークユニット種別 |
実行先ノード |
○ |
ワークユニット実行先のホスト名 |
稼働状態 |
○ |
ワークユニットの稼働状態 |
○:表示される項目
オブジェクト情報
オブジェクトの情報として、以下の項目が表示されます。
表示項目 |
EJBアプリ
ケーション |
備考 |
オブジェクト名 |
○ |
EJBアプリケーションの場合はアプリケーション名が表示 |
待ちメッセージ数 |
○ |
|
累積処理件数 |
○ |
|
EJBアプリケーションの形態 |
○ |
STATELESS Session Bean
STATEFUL Session Bean
Bean-managed persistence Entity Bean
Container-managed persistence Entity Bean
Message_driven Bean
EJB コンテナ
(旧版互換環境用) |
インスタンス数 |
○ |
(※1) |
○:表示される項目
(※1) インスタンス数は、EJBアプリケーションの形態により、以下の情報が表示されます。
- STATELESS Session Bean
旧版互換環境であるカストマイズツールのEJBアプリケーションの実行環境定義で設定した初期起動インスタンス数が表示されます。
- STATEFUL Session Bean
0が表示されます。
- Bean-managed persistence Entity Bean
旧版互換環境であるカストマイズツールの高速呼出し定義で設定したインスタンス数が表示されます。
- Container-managed persistence Entity Bean
旧版互換環境であるカストマイズツールの高速呼出し定義で設定したインスタンス数が表示されます。
- Message_driven Bean
旧版互換環境であるカストマイズツールの高速呼出し定義で設定したインスタンス数が表示されます。
- EJB コンテナ(旧版互換環境用)
0が表示されます。
オブジェクト詳細
オブジェクトの詳細情報として、以下の項目が表示されます。
表示項目 |
EJBアプリ
ケーション |
備考 |
EJBアプリケーションの形態 |
○ |
STATELESS Session Bean
STATEFUL Session Bean
Bean-managed persistence Entity Bean
Container-managed persistence Entity Bean
Message_driven Bean
EJB コンテナ
(旧版互換環境用) |
プロセス多重度 |
○ |
|
待ちメッセージ数 |
○ |
|
インスタンス数 |
○ |
(※1) |
累積処理件数 |
○ |
|
最大キューイング数 |
○ |
|
監視キューイング数 |
○ |
|
監視再開キューイング数 |
○ |
|
○:表示される項目
(※1) インスタンス数は、EJBアプリケーションの形態により、以下の情報が表示されます。
- STATELESS Session Bean
旧版互換環境であるカストマイズツールのEJBアプリケーションの実行環境定義で設定した初期起動インスタンス数が表示されます。
- STATEFUL Session Bean
0が表示されます。
- Bean-managed persistence Entity Bean
旧版互換環境であるカストマイズツールの高速呼出し定義で設定したインスタンス数が表示されます。
- Container-managed persistence Entity Bean
旧版互換環境であるカストマイズツールの高速呼出し定義で設定したインスタンス数が表示されます。
- Message_driven Bean
旧版互換環境であるカストマイズツールの高速呼出し定義で設定したインスタンス数が表示されます。
- EJB コンテナ(旧版互換環境用)
0が表示されます。

- 最新の情報を表示する場合は、“アプリケーション検出”を行ってください。“アプリケーション検出”については、“Systemwalker CentricMGRのマニュアル”を参照してください。
- 本機能を使用するには、isstartコマンドまたはInterstage管理コンソールを使用し、Interstageの起動を行う必要があります。各サービスから提供されている起動コマンドは使用しないでください。


なお、クラスタシステムでInterstageを運用する場合には、クラスタシステムの運用方法に従ってください。
- Interstageが動作しているサーバでの電源断や回線断、システムのリブート、Interstageのシステムダウンなどが発生した場合、ワークユニットの稼働状態が動作中のままとなります。本現象が発生した場合には、“Systemwalker CentricMGRのマニュアル”を参照し、復旧作業を行ってください。
- オブジェクトが停止状態の場合、オブジェクト情報の取得はできません。

- /etc/syslog.confの設定値に、“daemon.notice;mail.crit”を指定している場合には、その記述の必要はありません。Interstage 3.1までは、/etc/syslog.confへの“daemon.notice;mail.crit”の記述が必要でしたが、4.0より不要となりました。Interstage 3.1までを使用していた環境では、特に注意してください。
以下に、Systemwalker CentricMGRインストール時のデフォルトの記述例を示します。デフォルト設定で良い場合は、以下のとおり修正してください。カスタマイズが必要な場合は、“daemon.notice;mail.crit”を指定しない任意の設定値を指定してください。
SystemWalker/CentricMGR 5.0、5.1の場合
*.err;kern.debug;auth.notice /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg |
SystemWalker/CentricMGR 5.2以降の場合
*.warning /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg |
上記の第1パラメタ(“*.err;kern.debug;auth.notice”など)と第2パラメタ(“/var/opt/FJSVsagt/fifo/slg”など)の間は、必ずタブで間を空けてください。スペースは指定できませんので注意してください。
次に、syslogdに設定を反映します。以下の手順を実施してください。
1. syslogdのプロセスIDを調べます。
2. 以下のコマンドを実行します。
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