Interstage Application Server 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録D Interstageシステム定義> D.1 記述形式

D.1.1 ステートメント

 ステートメントとは、情報を設定するための行であり、以下の形式で記述します。

 キーワード: 設定内容(\n)

 ステートメントは、キーワード、“=”(イコール)、および設定内容から構成されています。ステートメントの記述規則を以下に示します。

 ステートメントを構成する情報の詳細を以下に説明します。

キーワード

 固有のキーワードを設定します。キーワードには、以下の規則があります。

=(イコール)

 キーワードと設定内容の区切りをあらわす文字として使用し、以下の規則があります。

設定内容

 キーワードに対応する内容を設定します。設定内容には、以下の規則があります。

 以下に正常なステートメントの設定例を示します。

例1)キーワード“Keyword=”には“Information”を設定します。

    Keyword= Information(\n)
    KEYWORD=Information(\n)
    KeyWord=     Information             (\n)
    Keyword  =  Information(\n)
    Keyword=  Information(\n)

 以上のステートメントはすべて同じように解析されます。

例2)キーワード“This is a Keyword=”には“Information Area”を設定します。

    This is a Keyword= "Information Area"(\n)
    THIS IS A KEYWORD="Information Area"(\n)
    This is a keyword=       "Information Area"             (\n)
    This is a Keyword= "Information  Area"(\n)

 以上のステートメントはすべて同じように解析されます。

 以下に、構文エラーとなるステートメントの例を示します。

例3)構文エラーになるケース

    # 設定内容が2つ指定されている(\n)
    Keyword=  Information  Area(\n)

    # ステートメントを記述している行にコメントが指定されている(\n)
    Keyword=  Information   # This is a Statement(\n)

   #  二重引用符で終了していない(\n)
    Keyword= "START  Information. (\n)

   #  キーワードと設定内容が2行で指定されている(\n)
   Keyword= "START  Information. (\n)
   Information  END" (\n)

 また、登録されていないキーワードを指定した場合も構文エラーとなります。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2004