Interstage Application Server 運用ガイド |
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第3章 性能監視 |
性能監視ツールを起動する前に、性能ログファイルを作成するための十分なディスク容量が確保されていることを確認してください。ディスク容量の見積もり方法を、以下に示します。
ディスク容量 = 性能監視ツール起動時に指定する共有メモリのサイズ×
(性能監視ツールを起動してから停止するまでの時間÷性能監視ツール起動時に指定するインターバル時間)
“性能監視ツール起動時に指定する共有メモリのサイズ”の見積もり方法の詳細については、“チューニングガイド”の“性能監視ツールの環境設定”を参照してください。
性能ログファイルは、定期的にバックアップして、不要になったファイルは削除してください。定期的に削除しない場合、ディスク容量を圧迫する可能性があります。バックアップ、削除したファイルをレポート出力する場合は、そのファイルを任意のディレクトリに格納して、そのファイルを指定してレポートを出力してください。
性能ログファイルが作成されるディレクトリは、以下のようになります。
上記のいずれかの方法で指定したディレクトリ配下に、以下の命名規約に沿って性能ログファイルが作成されます。両方を指定した場合は、ispmakeenvコマンドで指定したディレクトリ名が優先されます。両方共指定がない場合は、デフォルトのディレクトリ名を使用します。
性能ログファイル名:ispYYYYMMDD.log
YYYYMMDDは、ファイル作成日付です。
− YYYY:西暦
− MM:月(01〜12)
− DD:日(01〜31)
性能監視ツールは、起動された時点で、その日の日付に対応する性能ログファイルを作成します。また、数日間に渡って性能監視ツールを起動した場合は、日付単位に起動日数分の性能ログファイルを作成します。
ispmakeenvコマンド実行後に、性能監視ツールが作成中の性能ログファイルを削除しないでください。削除した場合は、性能情報が正しく保存されない可能性があります。性能ログファイルを削除する場合は、ispdeleteenvコマンドを実行してください。
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