Interstage Application Server 運用ガイド
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第2章 アプリケーションの運用> 2.2 ワークユニットの起動・停止

2.2.2 停止時間監視

 ワークユニットの強制停止が実行された場合、プロセスの強制停止が完了するまでの待ち時間を指定することができます。ワークユニットのプロセス強制停止時間が指定されている場合、強制停止処理がハングアップした場合に、プロセスを完全停止させることができます。

 なお、ワークユニットのプロセス強制停止時間はデフォルトが180秒です。変更する場合は、Interstage管理コンソールよりワークユニットの環境設定を変更してください。なお、停止完了まで処理を中断したくない場合は、ワークユニットのプロセス強制停止時間に0を指定します。

 また、ワークユニットのプロセス強制停止時間を超過した場合、自動的にスレッドダンプが採取されます。
 スレッドダンプはコンテナ情報ログ(info.log)に採取されます。また、タイムアウト発生直後と10秒後の2回出力されます。これにより、2回のスレッドダンプの変化により処理に時間の掛かっている原因を調査することができます。

注1)
本機能は、ワークユニットを強制停止する場合に有効です。
注2)
Interstage管理コンソールよりワークユニットを通常停止した場合、停止が60秒を超えても終了しない場合、停止処理中のままInterstage管理コンソール上ではエラー復帰します。その場合、しばらくしてから状態の再取得を実施し停止が完了したかどうかを確認してください。停止処理中のから変化しない場合は、強制停止を実施することができます。

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