Interstage Application Server 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 Interstage管理コンソールによるInterstage運用

1.2 Interstage管理コンソールの起動・停止

1. Interstage管理コンソールの起動

 Interstage管理コンソールを使用するには、以下のサービスを起動する必要があります。

・ Interstage Operation Tool
・ Interstage Operation Tool(FJapache)
・ Interstage JServlet(OperationManagement)

 Interstage管理コンソールを使用するには、以下を起動する必要があります。

・ Interstage管理コンソール
・ Interstage HTTP Server(Interstage管理コンソール用)
・ Interstage管理コンソール用Servletサービス
・ Interstage JMXサービス

 上記サービスを起動する手順を、以下に示します。

1. Interstage HTTP Server(Interstage管理コンソール用)の起動

   /opt/FJSVihs/bin/httpd -f /etc/opt/FJSVisgui/httpd.conf

2. Interstage管理コンソール用Servletサービスの起動
   /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstart

3. Interstage JMXサービスの起動
   /opt/FJSVisjmx/bin/isjmxstart

4. Interstage管理コンソールの起動
   /opt/FJSVisgui/bin/isstartoptool

 上記サービスを起動した後にWebブラウザを起動し、以下のURLを指定してください。

http://ホスト名:ポート番号/IsAdmin/

 なお、Interstageをインストールしたサーバをブートした場合には、上記サービスは自動起動されます。サーバブート後に、WebブラウザからURLを指定するとログイン画面が表示されます。

ホスト名

 Interstage Application Serverをインストールしたサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。

ポート番号

 Interstage管理コンソール用のInterstage HTTP Serverのポート番号を指定します。Interstage HTTP Serverのポート番号は、インストール時に設定します。

 デフォルトは12000です。

 なお、Interstage管理コンソールの運用を、SSL暗号化通信を使用して行う場合はURLに以下を指定してください。

https://ホスト名:ポート番号/IsAdmin/

 Interstageのインストール時に、Interstage管理コンソールの運用形態に「SSL暗号化通信を使用する」を選択した場合には、Interstage管理コンソール用に生成した証明書を使用します。そのため上記URLを指定すると、証明書の信頼性に問題があることを通知するダイアログが表示されます。

 認証局から取得した証明書を使用してSSL暗号化通信を行う場合には、“Interstage管理コンソールのカスタマイズ”の“証明書を変更する場合”を参照してください。

 Interstage Application Serverがインストールされている環境では、[スタート]メニューから、[プログラム]>[Interstage]>[Application Server]>[Interstage管理コンソール]を選択しても起動することができます。

2. ログイン

 Interstage管理コンソールを起動すると、ログイン画面が表示されます。操作対象のサーバのOSに登録されている任意のユーザIDを指定してください。Interstage管理コンソールにログインするためには、Administratorsグループ権限が必要です。

 Interstage管理コンソールを起動すると、ログイン画面が表示されます。操作対象のサーバのOSに登録されているユーザIDを指定してください。

 Interstage管理コンソールの利用者は、以下の2種類があります。ログインユーザの権限によって操作可能な機能範囲が異なります。

ログインユーザの権限

操作可能な機能範囲

マシン管理者権限あり

全ての機能に対する操作が可能です。

マシン管理者権限なし

以下の操作が可能です。

・ [Interstage管理コンソール]の環境設定
・ [ワークユニット]配下の全ての操作
・ [サービス]配下の[JDBC]、[connector]、[JavaMail]
・ [ツール]配下の[運用操作ツール]

3. Interstage管理コンソールの停止

 Interstage管理コンソールを停止するには、以下のサービスを停止する必要があります。

 Windowsの[管理ツール]→[サービス]から上記サービスを停止してください。

・ Interstage Operation Tool
・ Interstage Operation Tool(FJapache)
・ Interstage JServlet(OperationManagement)

 

 Interstage管理コンソールを停止するには、以下を停止する必要があります。

・ Interstage管理コンソール
・ Interstage HTTP Server(Interstage管理コンソール用)
・ Interstage管理コンソール用Servletサービス
・ Interstage JMXサービス

 上記サービスを停止する手順を、以下に示します。

1. Interstage管理コンソールのログアウト
   ログイン中のInterstage管理コンソール画面からログアウトしてください。

2. Interstage管理コンソールの停止
   /opt/FJSVisgui/bin/isstopoptool

3. Interstage JMXサービスの停止
   /opt/FJSVisjmx/bin/isjmxstop

4. Interstage管理コンソール用Servletサービスの停止
   /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstop

5. Interstage HTTP Server(Interstage管理コンソール用)の停止
   kill `cat PID_FILE`

注)
PID_FILE:Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf)の、"PidFile"に設定されているパスを指定します。Interstage管理コンソール用のInterstage HTTP Serverの定義ファイルは、"/etc/opt/FJSVisgui/httpd.conf "です。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2004