PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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付録G トラブルシューティング> G.2 エラーメッセージの対処方法

G.2.2 トラブル調査資料の採取

 出力されたメッセージの対処がマニュアルに「カスタマサポート担当者への調査依頼」の場合、または、サポート部門、事業部への調査依頼を行う場合は、スーパーユーザになり以下の資料を採取してください。

  1. /opt/FJSVsnap/bin/fjsnap -a filename で採取される資料 (資料採取はroot権限で実行)
  2. /var/crash/*/unix.*
  3. /var/crash/*/vmcore.*
  4. fsck -F sfcfs -N -o nolog raw_device の出力 ※ファイルシステムの復旧が必要な場合

 なお、至急調査資料を送付する必要がある場合は、初期調査用の資料として以下を採取してください。以下の資料は fjsnap に含まれているもののうち、GFS 共用ファイルシステムの初期調査に必要な資料です。

− /etc/opt/FJSVsfcfs/bin/sfcsnap.sh -a -d dirname で採取される資料 (資料採取は root 権限で実行)
− /var/adm/messages*

− 上記資料(1,2,3) は、GFS 共用ファイルシステムを共用するすべてのノードで採取してください。
− 資料を採取する際は、できるだけ事象が発生した状態で採取してください。システム再起動後では採取できない資料があります。
− sfcsnap.sh で指定するディレクトリ dirname は、すでに存在するディレクトリを指定してください。資料はこのディレクトリ配下に採取されます。
− 上記資料はあくまで初期調査用の資料です。必ず 1〜4 の資料を採取してください。

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