PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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付録E メッセージ一覧> E.6 GFS共用ファイルシステム専用一般コマンドメッセージ

E.6.4 sfcsetextコマンド

E.6.4.1 sfcsetext: file is not a file on sfcfs file system

◆説明

 指定された file は GFS 共用ファイルシステム上のファイルではありません。

◆対処

 GFS 共用ファイルシステム上に作成してください。

E.6.4.2 sfcsetext: cannot create file: errmsg

◆説明

 指定された file の作成に失敗しました。

◆対処

 errmsg を参考に file の作成に失敗した原因を取り除いた上で再実行してください。

E.6.4.3 sfcsetext: cannot fstatvfs file: errmsg

◆説明

 指定した file に対して発行した fstatvfs(2) システムコールが失敗しました。

◆対処

 errmsg を参考に file に対する fstatvfs(2) システムコールが失敗した原因を取り除いた上で再実行してください。

E.6.4.4 sfcsetext: cannot sfcsetext: errmsg

◆説明

 指定された file のエクステント情報の設定に失敗しました。

◆対処

 errmsg を参考に失敗の原因を取り除いた上で再実行してください。以下のどちらかの要因で失敗した可能性があります。

contig指定でない場合:

◆init-blocks 分の領域が獲得できなかった。

 この場合は、不要なファイルを削除するか、別の GFS 共用ファイルシステムを指定するか、あるいはデータ領域の追加を行って、再度実行してください。

contig指定の場合:

◆init-blocks 分の連続した領域が獲得できなかった ( inc-blocks が 0 の場合)。

◆init-blocks 分の連続した領域が inc-blocks 単位で獲得できなかった。

◆init-blocks が inc-blocks の倍数でない場合、端数分の連続した領域が獲得できなかった。

 この場合は、以下の対処を行ってください。

◆inc-blocks に 0 を指定している場合は、init-blocks の値を見直してください。

◆inc-blocks に 0 以外を指定している場合は、inc-blocks の値を小さい値に指定してください。それでもなお領域が獲得できない場合には、不要なファイルを削除するか、別の GFS 共用ファイルシステムを指定するか、あるいはデータ領域の追加を行って、再度実行してください。

E.6.4.5 sfcsetext: File exists: file

◆説明

 指定された file は既に存在しています。

◆対処

 指定した file が正しいか見直してください。再作成の場合は file を削除した上で再実行してください。


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