PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) |
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付録E メッセージ一覧 | > E.5 GFS共用ファイルシステム専用管理コマンドメッセージ |
スーパーユーザ権限で実行されていません。
sfcsetup(1M) は、スーパーユーザ権限で実行してください。
クラスタ制御との接続に失敗しました。
クラスタ制御が正常に動作しているか確認してください。
排他用のロックが取得できないため変更ができません。クラスタドメイン内のいずれかのノード上で sfcfrmd デーモンが動作中または、sfcsetup(1M) が、ロック取得中と考えられます。
クラスタドメインのすべてのノードの上の sfcfrmstop(1M) で sfcfrmd デーモンを止めてください。 または、sfcsetup(1M) の処理完了を待ってください。 その後、sfcsetup(1M) を実行してください。
GFS共用ファイルシステムの他のコマンドが実行中のため、変更ができません。
GFS共用ファイルシステムの他のコマンドの完了を待って、必要に応じてすべてのファイルシステムをアンマウントしてください。その後、クラスタドメイン内のすべてのノードで動作中の sfcfrmd デーモンを sfcfrmstop(1M) で停止し、sfcsetup(1M) を実行してください。
指定された引数の数が多すぎます。
引数の誤りを直して、sfcsetup(1M) を実行してください。
指定された引数の数が少なすぎます。-f オプションは、-c オプションと同時に指定する必要があります。
引数の誤りを直して、sfcsetup(1M) を実行してください。
不正な引数が指定されました。
引数の誤りを直して、sfcsetup(1M) を実行してください。
コマンド実行ノードの CIP ホスト名が得られませんでした。
管理パーティションを再作成し、リストアをすることによって、管理パーティションを CIP ホスト名を変更する前の構成に戻してください。詳細については、本書の "20.5 管理パーティション情報のバックアップ"、および、"20.6 管理パーティション情報のリストア" を参照してください。
管理パーティションに不正なデータが存在します。
カスタマサポート担当者に連絡してください。
/var/opt/FJSVsfcfs/sfcfsrm.conf ファイルへの書き込みに失敗しました。
df(1M) コマンドで /var に空き領域がある事を確認してください。次に、ディレクトリ /var/opt/FJSVsfcfs が存在しているか確認してください。存在していない場合は、GFS 共用ファイルシステムの FJSVsfcfs パッケージのインストールに失敗している可能性があります。FJSVsfcfs パッケージの再インストールを実施してください。上記のいずれでも無い場合は、fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
管理パーティションのオープンに失敗しました。
定義ファイル /var/opt/FJSVsfcfs/sfcfsrm.conf 内の管理パーティションのパスが正しいものであるか確認してください。
管理パーティションに、既に最大数の構成ノード情報が登録されているので新規に追加できませんでした。
sfcsetup(1M) の -d オプションを用いて、不要なノード情報を削除してから、sfcsetup(1M) を実行してください。
管理パーティションへノード情報を追加登録する時に書き込みエラーが発生しました。
管理パーティションとして初期化したディスクの状態を確認し対処して下さい。
不正な引数が指定されました。
引数の誤りを直して、sfcsetup(1M) を実行してください。
指定された引数の中に不正な文字列が含まれています。
引数の誤りを直して、sfcsetup(1M) を実行してください。
他のコマンドが実行中であるか、sfcfrmd デーモンが起動しているためコマンドを実行できません。
他のコマンドが終了後、もしくは sfcfrmstop(1M) を全ノードで実行してからコマンドを実行してください。
hostid で示されるノードは、ファイルシステムを共用するノードとして管理パーティションに登録されています。このため sfcsetup -d は、ノード情報の削除を行いませんでした。
次の手順により、ノード情報の削除を行ってください。
通信の初期化処理で失敗しました。
カスタマサポート担当者に連絡してください。もしくは、システム環境を見直してください。
sfcfrmdデーモンとの通信に失敗しました。
ps(1) を用いて、sfcfrmd デーモンが存在するか確認してください。存在していない場合はsfcfrmstart(1M) を実行するか、sfcfrmd デーモンが起動済みのいずれかのノードで sfcsetup(1M) を実行してください。
削除しようとしているノード情報が登録されていません。
GDS の sdxinfo(1) コマンドを用いて、管理パーティションの以下の状態を確認してください。(このコマンドの詳細は、"Global Disk Services 説明書" を参照してください。)
- 管理パーティションが含まれる GDS クラスの TYPE が shared であり、SCOPE に GFS 共用ファイルシステムを利用するすべてのノードが含まれていること。
- 管理パーティションとして指定した volume サイズが 40MB 以上 (BLOCKS が 81920 以上) であること。
- 管理パーティションとして指定した slice の STATUS が ACTIVE であること。
上記設定に問題がある場合は、"第16章 管理パーティション" を参照して、管理パーティションの設定をやり直してください。設定に問題がないにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
内部エラーが発生しました。
カスタマサポート担当者に連絡してください。
メモリ不足によりメモリの獲得に失敗しました。
システムの状態を確認し、他のプロセスの終了を待つか、またはスワップ領域または実メモリを増やしてください。その後、再度実行してください。
/var/opt/FJSVsfcfs/sfcfsrm.conf ファイルの読み込み時にエラーが発生しました。
/var ファイルシステムの存在するディスク装置の状況を確認して異常が発生していれば対処して下さい。sfcfsrm.conf ファイルをバックアップから復旧してください。
sfcfrmd デーモンが動作中です。このため管理パーティションの変更が行えません。
sfcfrmstop(1M) を実行してから、コマンドを再実行してください。
クラスタシステムが正常に動作していない可能性があります。
クラスタシステムの状態やクラスタのエラーメッセージを調査し、クラスタシステムを正常に動作させてください。
入力ミスがあります。
特にありません。
指定されたキャラクタ特殊デバイス (raw_device_file) は既に管理パーティションとして初期化されています。
本当に初期化してよいか確認してから、-f オプションを追加してコマンドを再実行してください。
管理パーティションの読み込みに失敗しました。
GDS の sdxinfo(1) コマンドを用いて、管理パーティションの以下の状態を確認してください。(このコマンドの詳細は、"Global Disk Services 説明書" を参照してください。)
- 管理パーティションが含まれる GDS クラスの TYPE が shared であり、SCOPE に GFS 共用ファイルシステムを利用するすべてのノードが含まれていること。
- 管理パーティションとして指定した volume サイズが 40MB 以上 (BLOCKS が 81920 以上) であること。
- 管理パーティションとして指定した slice の STATUS が ACTIVE であること。
上記設定に問題がある場合は、"第16章 管理パーティション" を参照して、管理パーティションの設定をやり直してください。設定に問題がないにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
管理パーティションへの書き込みに失敗しました。
GDS の sdxinfo(1) コマンドを用いて、管理パーティションの以下の状態を確認してください。(このコマンドの詳細は、"Global Disk Services 説明書" を参照してください。)
- 管理パーティションが含まれる GDS クラスの TYPE が shared であり、SCOPE に GFS 共用ファイルシステムを利用するすべてのノードが含まれていること。
- 管理パーティションとして指定した volume サイズが 40MB 以上 (BLOCKS が 81920 以上) であること。
- 管理パーティションとして指定した slice の STATUS が ACTIVE であること。
上記設定に問題がある場合は、"第16章 管理パーティション" を参照して、管理パーティションの設定をやり直してください。設定に問題がないにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
管理パーティションの初期化に失敗しました。
GDS の sdxinfo(1) コマンドを用いて、管理パーティションの以下の状態を確認してください。(このコマンドの詳細は、"Global Disk Services 説明書" を参照してください。)
- 管理パーティションが含まれる GDS クラスの TYPE が shared であり、SCOPE に GFS 共用ファイルシステムを利用するすべてのノードが含まれていること。
- 管理パーティションとして指定した volume サイズが 40MB 以上 (BLOCKS が 81920 以上) であること。
- 管理パーティションとして指定した slice の STATUS が ACTIVE であること。
上記設定に問題がある場合は、"第16章 管理パーティション" を参照して、管理パーティションの設定をやり直してください。設定に問題がないにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
指定したデバイス (raw_device_file) が存在しないか GDS のボリュームでない可能性があります。
GDS の sdxinfo(1) コマンドを用いて、管理パーティションの以下の状態を確認してください。(このコマンドの詳細は、"Global Disk Services 説明書" を参照してください。)
- 管理パーティションが含まれる GDS クラスの TYPE が shared であり、SCOPE に GFS 共用ファイルシステムを利用するすべてのノードが含まれていること。
- 管理パーティションとして指定した volume サイズが 40MB 以上 (BLOCKS が 81920 以上) であること。
- 管理パーティションとして指定した slice の STATUS が ACTIVE であること。
上記設定に問題がある場合は、"第16章 管理パーティション" を参照して、管理パーティションの設定をやり直してください。設定に問題がないにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
/etc/vfstab ファイルのオープンに失敗しました。
/etc/vfstab の存在を確認してください。存在しない場合はバックアップから復旧するか、本書の“22.2.3 vfstabの設定”を参照し、再定義してください。
管理パーティションに指定したデバイス (raw_device_file) が既にシステムで利用されている可能性があります。
管理パーティションに別のデバイスを指定するか、不要ならば /etc/vfstab ファイル中のエントリを削除してから、コマンドを再実行してください。
/etc/vfstab ファイルに不正な行が存在しています。
/etc/vfstab ファイルの内容を確認して、正しく修正してください。
/etc/mnttab ファイルのオープンに失敗しました。/etc/mnttab ファイルが喪失した可能性があります。
マルチユーザモードで発生した場合は、Solaris OE の問題が発生しています。Solaris OE のメッセージを調査し対処してください。
管理パーティションに指定したデバイス (raw_device_file) が既にシステムで利用されている可能性があります。
管理パーティションに別のデバイスを指定するか、不要ならば /etc/mnttab 中のエントリを削除してから、コマンドを再実行してください。
/etc/mnttab 中に不正なエントリがありました。
どのファイルシステムのエントリが原因かを特定し、すぐにアンマウントしてください。そしてそのファイルシステムの /etc/vfstab における定義を修正してください。
指定されたデバイスファイル (raw_device_file) のオープンに失敗しました。
GDS の sdxinfo(1) コマンドを用いて、管理パーティションの以下の状態を確認してください。(このコマンドの詳細は、"Global Disk Services 説明書" を参照してください。)
- 管理パーティションが含まれる GDS クラスの TYPE が shared であり、SCOPE に GFS 共用ファイルシステムを利用するすべてのノードが含まれていること。
- 管理パーティションとして指定した volume サイズが 40MB 以上 (BLOCKS が 81920 以上) であること。
- 管理パーティションとして指定した slice の STATUS が ACTIVE であること。
上記設定に問題がある場合は、"第16章 管理パーティション" を参照して、管理パーティションの設定をやり直してください。設定に問題がないにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
管理パーティションが存在するディスクの VTOC 情報を取得できませんでした。
GDS の sdxinfo(1) コマンドを用いて、管理パーティションの以下の状態を確認してください。(このコマンドの詳細は、"Global Disk Services 説明書" を参照してください。)
- 管理パーティションが含まれる GDS クラスの TYPE が shared であり、SCOPE に GFS 共用ファイルシステムを利用するすべてのノードが含まれていること。
- 管理パーティションとして指定した volume サイズが 40MB 以上 (BLOCKS が 81920 以上) であること。
- 管理パーティションとして指定した slice の STATUS が ACTIVE であること。
上記設定に問題がある場合は、"第16章 管理パーティション" を参照して、管理パーティションの設定をやり直してください。設定に問題がないにも関わらず、本メッセージが出力された場合は、fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
管理パーティションが存在するディスクのメジャー番号を取得できませんでした。
システム環境が正しいか、または指定した特殊ファイルが正しいか見直してください。
管理パーティションが存在するディスクのドライバ名を取得できませんでした。
システム環境が正しいか、または指定した特殊ファイルが正しいか見直してください。
管理パーティションからノード情報を取得できませんでした。
fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
コマンド実行ノードの情報は既に削除されています。
特にありません。
指定したデバイス (raw_device_file) はキャラクタ特殊デバイスでは有りません。
デバイス名を確認して、コマンドを再実行してください。
設定ファイル /var/opt/FJSVsfcfs/sfcfsrm.conf の中に不正な行が存在しています。
何らかの原因で定義ファイルが破壊されたと考えられる場合は、バックアップからsfcfsrm.conf ファイルを復旧して下さい。
指定された特殊ファイル (raw_device_file) はシステム環境中に存在しません。
設定ファイル sfcfsrm.conf の内容をご確認ください。
管理パーティションに指定されたデバイスのサイズが小さすぎます。
40MB 以上の共有ディスクのボリュームを指定してください。
設定ファイル /var/opt/FJSVsfcfs/sfcfsrm.conf に管理パーティションのパスを表すエントリが存在しません。まだ管理パーティションにノード情報が追加されていないか、既に管理パーティションを削除した可能性があります。
何らかの原因で定義ファイルが破壊されたと考えられる場合は、バックアップからsfcfsrm.conf ファイルを復旧して下さい。
GFS共用ファイルシステムで使用する必要があるノードである場合は、sfcsetup -c で管理パーティションの初期化を行っていないならば管理パーティションの初期化を行い、sfcsetup -a で管理パーティションにノード情報を追加してください。
表示された理由 (msg) によりファイルシステム監視機構の設定ファイル sfcfsrm.conf のオープンに失敗しました。
メッセージに応じた対処をしてください。msg が No such file or directory の場合は sfcsetup(1M) の -c オプションで管理パーティションの初期化を行ってください。
指定された共有ディスクのボリューム (raw_device_file) は管理パーティション用に初期化されていません。
sfcsetup(1M) コマンドを -c オプションをつけて実行し、共有ディスクのボリュームを管理パーティションとして初期化してください。その後、コマンドを再実行してください。
設定ファイル sfcfsrm.conf が存在しません。ノード情報が登録されていないノードである可能性があります。
sfcsetup(1M) を用いて、ノード情報を管理パーティションに登録してください。
管理パーティションに指定した共有ディスクのボリューム (raw_device_file) が有効になっていない可能性があります。
GDS の sdxinfo(1) コマンドを用いて、管理パーティションとして指定した slice が起動していること (STATUS が ACTIVE であること)を確認してください。起動されていない場合は、GDS の sdxvolume(1M) コマンドを用いて、ボリュームを起動してください。詳細は、"Global Disk Services 説明書" を参照してください。
システムコール syscall が失敗しました。
errmsg に従った対処を行ってください。
sfcfrmdデーモンがリカバリ処理中、または追加ノードの動作状態が遷移したため、管理パーティションへ構成ノード情報を追加できませんでした。
sfcsetup(1M)を再度実行してください。
sfcfrmdデーモンとの通信に失敗しました。
全ノードについて fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
clexec(1M) によるノード nodename でのコマンド実行に失敗しました。
終了ステータス stat が 0 の場合は、sfcsetup(1M) に指定したノード nodename が間違っていないか確認してください。間違っていない場合は、sfcsetup(1M) を再実行してください。
終了ステータス stat が 0 以外の場合は、clexec(1M) のリファレンスマニュアルを確認し、終了ステータス stat に従った対処を行ってください。
ノード nodename での管理パーティションのパス名設定が失敗しました。
GFS を運用するすべてのノードにおいて、ps(1) を使用して sfcfrmd デーモンが動作しているかを確認してください。どのノードでも sfcfrmd デーモンが動作していない場合は、-r オプションを使用せずに、sfcsetup(1M) による構成ノード情報の追加を行ってください。
cftool(1M) を使用して、ノード nodename がクラスタに登録されていることを確認してください。ノード nodename において、/etc/cip.cf ファイルにノード nodename のエントリが設定されていることを確認してください。いずれかに問題がある場合は、ノード nodename に対するクラスタの設定を行ってください。
クラスタ設定の詳細については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。
ノード nodename は、すでに管理パーティションへの構成ノード情報の追加を実施中です。
特に対処は必要ありません。
ノード nodename のCIPホスト名が/etc/cip.cfに定義されていません。
ノード nodename のCIPホスト名を/etc/cip.cfに定義してください。
/etc/cip.cfの詳細については、“PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書”を参照してください。
管理パーティションへ構成ノード情報を追加中に、sfcfrmdデーモンが不正なデータパケットを受信しました。
全ノードについて fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
ノード nodename がクラスタシステムに組み込まれていません。
ノード nodenameでクラスタの設定を行い、そのノードを起動してください。
クラスタの設定の詳細については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。
clexec(1M) の実行結果として不正な情報が返されました。
全ノードについて fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。
sfcfrmd デーモンが起動済みの状態ではないため、-r オプションを使用することができません。
-r オプションを使用せずに、sfcsetup(1M) による構成ノード情報の追加を行ってください。
ドメインワイドロック(master, config)を獲得しようとしています。
しばらくお待ちください。
このノードは既に管理パーティションに登録されています。
特にありません。
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