PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版）

E.3.1 パニックメッセージ

　ここでは、GFS 共用ファイルシステムの各デーモンのパニックメッセージを説明します。

E.3.1.1 sfcprmdデーモン

E.3.1.1.1 sfcfsdrv:0015: Semaphore(semid=id) access error, panic for keep data integrity of GFS and continue cluster operation.

◆説明

　セマフォ (id) の操作に失敗し、当ノード上での GFS 共用ファイルシステムを運用続行できない状態になりました。データ保護のため当ノードをパニックさせますが、他ノードで GFS 共用ファイルシステム運用を継続します。

◆対処

　fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。

E.3.1.1.2 sfcfsdrv:0015: sfcprmd(pid=pid) was down, panic for keep data integrity of GFS and continue cluster operation.

◆説明

　sfcprmd デーモンがダウンし、当ノード上での GFS 共用ファイルシステムを運用続行できない状態になりました。データ保護のため当ノードをパニックさせますが、他ノードで GFS 共用ファイルシステム運用を継続します。

◆対処

　fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。

E.3.1.1.3 sfcfsdrv:0015: daemon(pid=num) was down, panic for keep data integrity of GFS and continue cluster operation.

◆説明

　daemon で示されるデーモンがダウンし、当ノード上での GFS 共用ファイルシステムを運用続行できない状態になりました。データ保護のため当ノードをパニックさせますが、他ノードで GFS 共用ファイルシステム運用を継続します。

◆対処

　fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。

E.3.1.1.4 sfcfsdrv:0015: Panic for keep data integrity of GFS and continue cluster operation.

◆説明

　異常が発生し、当ノード上での GFS 共用ファイルシステムを運用続行できない状態になりました。データ保護のため当ノードをパニックさせますが、他ノードで GFS 共用ファイルシステム運用を継続します。

◆対処

　fjsnap で調査資料を採取し、カスタマサポート担当者にご連絡ください。