PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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付録B リファレンスマニュアル> B.2 GFSローカルファイルシステム専用コマンド

B.2.17 sfxtune(1M) GFSローカルファイルシステムのチューニング

◆形式

sfxtune [ specific_options ] special | filesystem

◆機能説明

 sfxtune は指定した GFS ローカルファイルシステムの配置方針に影響する動的パラメタを変更します。

 sfxtune を使用する前にファイルシステムをアンマウントしていなければなりません。

 sfxtune を使用する場合は、ファイルシステムは /etc/vfstab に記述していなければなりません。

 変更するパラメタは以下のオプションで指定します。

 複数のパーティションでファイルシステムが構成されている場合の特殊ファイル名の指定は、代表パーティションのパス名を指定します。

◆オプション

 以下のオプションが指定できます。

specific_options

 sfxtune では、以下のオプションが指定できます。
-m minfree
 スーパーユーザだけが使用可能なファイルデータ領域量のパーセンテージを指定します。
 指定できる値の最小値は 0 で、最大値は 99 です。
-o[space|time]
 ファイルシステムの最適化のタイプを指定します。
space: 領域
time: アクセス時間
-a maxcontig
 強制的な回転待ちの前に配置する連続ブロックの最大数を指定します。
-M mminfree
 スーパーユーザだけが使用可能な V データ領域量のパーセンテージを指定します。
 指定できる値の最小値は 0 で、最大値は 99 です。

◆使用例

# sfxtune -m 5 /dev/sfdsk/gfs/dsk/vol0301

◆関連項目

mkfs(1M), fork(2), terminfo(4), attributes(5), largefile(5).


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