PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) |
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第3部 Global File Services 共用ファイルシステム | > 第23章 ファイルシステムの運用 | > 23.8 MDS 切戻し |
sfcrscinfo(1M) コマンドを用いて、現在のプライマリ MDS およびセカンダリ MDS の状態を事前に確認します。
# sfcrscinfo -m /dev/sfdsk/gfs/rdsk/volume1 /dev/sfdsk/gfs/dsk/volume1: FSID MDS/AC STATE S-STATE RID-1 RID-2 RID-N hostname 1 MDS(P) wait - 0 0 0 host1 1 AC run - 0 0 0 host1 1 MDS(S) run - 0 0 0 host2 1 AC run - 0 0 0 host2 1 MDS(I) imag - 0 0 0 host3 1 AC run - 0 0 0 host3 1 MDS(I) imag - 0 0 0 host4 1 AC run - 0 0 0 host4
以下を事前に確認します。
MDS(P) の hostname である host1 における AC の STATE および S-STATE がそれぞれ "run"、"-" であることから確認できます。
MDS(S) の hostname である host2 における AC の STATE および S-STATE がそれぞれ "run"、"-" であることから確認できます。
プライマリ MDS は上記の例では STATE および S-STATE が "run"、"-" である host2 で正常に動作しています。
なお、プライマリサーバは、MDS(P) と表示されている host1 なので定義上ホストと異なったノードでプライマリ MDS は動作しています。
セカンダリ MDS は上記の例では STATE および S-STATE が "wait"、"-" である host1 で正常に動作しています。
なお、セカンダリサーバは、MDS(S) と表示されている host2 なので定義上ホストと異なったノードでセカンダリ MDS は動作しています。
sfcrscinfo(1M) の詳細については、本書の“付録F.2.26 sfcrscinfo(1M)”を参照してください。
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