PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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23.4.1 quota (クォータ)機能とは
quota機能
とは、一般ユーザが作成できる「ファイル数」および「ブロック数」の合計をユーザごとに制限する機能です。この機能により、個々のユーザのファイルシステム資源の浪費を防止することができます。UFS ファイルシステムの quota 機能と同等の機能です。
制限値には、「ソフトリミット値」と「ハードリミット値」の 2 種類があります。「ソフトリミット値」とは、ファイル数またはブロック数がその値以上になった場合にユーザに警告メッセージを出力する制限値です。「ハードリミット値」は、それ以上ファイルの作成、またはデータの追加をすることができない実際の制限値です。また、ファイル数またはブロック数がソフトリミット値以上で、ある一定時間 (制限時間) が過ぎた場合も、ファイルの作成またはデータの追加をすることができません。
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