PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版)
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第3部 Global File Services 共用ファイルシステム> 第15章 ファイルシステム設計

15.1 システム起動/終了時のファイルシステムのマウント/アンマウント契機

 GFS 共用ファイルシステムでは、システム起動/終了時に自動的にマウント/アンマウントするための設定が ufs とは異なります。

 GFS 共用ファイルシステムでは、/etc/vfstab の mount at boot パラメタは必ず no に設定する必要があります。システム起動時の自動的なマウントの設定は、/etc/vfstab の mount options に noauto を記述するか否かで設定します。

 /etc/vfstab の mount options に noauto を記述しない場合は、起動時に自動的なマウントが行われます。実行レベル 2 の起動スクリプト S81sfcfsrm の実行によりマウントされます。

 /etc/vfstab に noauto を設定した場合は、システム起動時の自動的なマウントは行われません。

 システムのシャットダウン時に自動的にアンマウントされます。停止スクリプト K09sfcfsrm の実行によりアンマウントされます。

 管理パーティションと自動マウントを行う GFS 共用ファイルシステムのパーティションを配置する GDS ボリュームは、システム起動時に自動的に活性化されるように設定する必要があります。

 GDS の詳細については,“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。

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