PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.2 (Solaris(TM) オペレーティング環境版) |
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第2部 Global File Services ローカルファイルシステム | > 第9章 性能とチューニング | > 9.1 アップデートログ |
GFS ローカルファイルシステムでは、アップデートログ領域への書き出しが、ファイルシステム性能を劣化させないように考慮していますが、運用状態によっては、I/O ネックが発生してしまうことがあります。
このような場合には、I/O 負荷の比較的軽いディスク上にアップデートログ用のパーティションを作成していただき、ファイルシステムへの I/O とアップデートログ領域への I/O を分けることによりファイルシステム性能を改善することができます。
アップデートログ領域への書き出しが I/O ネックになっているかどうかは、GFS ローカルファイルシステム専用の統計情報表示コマンドを使用し、アップデートログ領域への 1 秒あたりの I/O 発行回数と平均待ち時間を調べます。また、ファイルシステム全体の I/O 量についても、このコマンドで調べることができます。
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