PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (マルチパス機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
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第6章 コマンドリファレンス> 6.7 伝送路接続状態表示コマンド

6.7.1 mpnetlinkwatchコマンド

◆名前

mpnetlinkwatch − 伝送路接続状態表示コマンド

◆形式

/opt/FJSVmpnet/bin/mpnetlinkwatch インタフェース名 [通信パス名]

◆説明

本コマンドは、指定したインタフェースを構成する通信パス、あるいは、指定した通信パスの伝送路接続(Link Up/Down)状態を表示します。
DR機能を利用してデバイスを交換した場合には、必ず本コマンドを実行し、ケーブル抜けがないか確認してください。

◆表示例

表示例を以下に示します。
image

◆表示内容

上記の表示例より出力された情報について、"表6.6 伝送路接続状態表示コマンドの表示情報"に示します。

[表6.6 伝送路接続状態表示コマンドの表示情報]

表示情報

説明

Link watch instance: mpnetX

指定したインタフェース名を表示します。

Name

インタフェースを構成するデバイス名を表示します。

Status

デバイスの状態を表示します。
・active : 通信可能または通信中
・standby : 通信可能であり、待機状態
・stop : 停止状態
・fail : 異常による停止状態
・busy : 通信パス処理中
・disconnected : DR機能により通信パスが切り離された状態

Link Status

デバイスのケーブル接続状態を表示します。
・up : Link up状態
・down : Link down状態

◆留意事項

本コマンドは、スーパ・ユーザ権限で発行します。
FDDI使用時、本コマンドは未サポートです。

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