PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (マルチパス機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 -
|
目次

|
5.2.1 トレースの開始
◆【形式】
/opt/FSUNnet/bin/strotr -k mpnet.XXXX [-m msize][-a]
◆【機能説明】
トレースロギングデータ採取を開始します。
◆【オプション】
以下のオプションが指定できます。
-k mpnet.all_line : 全インタフェースのトレースを採取する場合に指定します。
-k mpnet.インタフェース名 : 指定したインタフェースのみのトレースを採取する場合に指定します。なお、本パラメタを指定する場合は、MPNETの活性化後のみ実行することができます。MPNET活性化前に実行した場合はエラーとなり、トレース起動されません。
-m msize : 主記憶領域に採取するトレースバッファのサイズを、キロバイト単位で8〜256の範囲で指定します。指定がない場合は、8Kバイトです。
-a : 全データを採取する場合に指定します。省略した場合は、データの32バイトだけ採取します。
◆【使用例】
- mpnet.all_line指定の場合

- mpnet.インタフェース名指定の場合

- all_line指定とインタフェース名指定を混在してトレース起動することはできません。
All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2006