Systemwalker Centric Manager 業務サーバクラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 - |
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第5章 利用機能別に必要な設定 |
共有ディスクのログファイル監視機能は、クラスタ上のアプリケーションなどが、共有ディスク上に出力したテキスト形式のメッセージを、監視イベントとして扱うことができます。
共有ディスクのログファイル監視の設定は、共有ディスクファイル監視定義ファイル(opashrfmon)に、共有ディスク上のログファイルを定義することで行います。
共有ディスクのログファイル監視では、定義後Systemwalker Centric Managerの再起動を最初に行った直後からファイルの内容を通知します。それ以前のファイルの内容は通知されません。
設定方法を以下に示します。
プライマリノードおよびセカンダリノードで、それぞれ以下のファイルに、監視対象となるファイル名とそれに関連する情報を定義します。定義方法については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
/etc/opt/FJSVsagt/opashrfmon |
以下のコマンドを実行し、監視モードを指定します。UNIX版では“コマンドモード”を選択してください。
/opt/systemwalker/bin/opasfmon -m cmd |
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
/opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
【PRIMECLUSTERを使用する場合】
監視対象となるファイルが所属するサービスのOnline/Offlineスクリプトを変更します。
/opt/systemwalker/bin/opasfmon -s 監視対象ファイル名 |
/opt/systemwalker/bin/opasfmon -e 監視対象ファイル名 |
監視対象ファイル名には、共有ディスクファイル監視定義ファイル(opashrfmon)に定義したファイル名を指定してください。
サービスの登録方法については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
【Sun Cluster】
監視対象となるファイルが所属するリソースグループの各メソッドを変更します。
/opt/systemwalker/bin/opasfmon -s 監視対象ファイル名 |
/opt/systemwalker/bin/opasfmon -e 監視対象ファイル名 |
監視対象ファイル名には、/etc/opt/FJSVsagt/opashrfmonに定義したファイル名を指定してください。
リソースグループのメソッドの登録方法については、Sun Clusterのマニュアルを参照してください。
ファイル名が途中で変更される共有ディスクのログファイルを監視することができます。
設定方法を以下に示します。詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
ファイル名の最後は、“.+@”を付けてください。
(例:C:\app\file.+@)
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
/opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
運用中に監視対象のログファイルを切り替える場合は以下の手順で行ってください。
/opt/systemwalker/bin/opashrfmonext -p |
/opt/systemwalker/bin/opashrfmonext -s |
上記の手順を自動的に行うためのシェルスクリプトの例を以下に示します。例では、ファイル名は以下のようになっています。
本シェルスクリプトをcrontabに登録することで自動的にファイル名の変更を行うことができます。
#!/bin/sh |
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