Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 機能の説明> 2.9 資源の配付> 2.9.1 ソフトウェア資源を配付する(資源配付)

2.9.1.2 配付先システムを選択する

配付する資源の使用目的などにあわせ、資源の配付先と配付方法を選択できます。

メンテナンス版とは

複数の配付資源を業務などの単位にまとめて、配付することができます。この単位をメンテナンス版数として、配付資源に対する配付結果と適用結果を管理できます。
メンテナンス版数には、システム全体で共通に管理する共通メンテナンス版と、部門単位や業務単位で管理する個別メンテナンス版があります。
メンテナンス版数を利用することで、これまでのメンテナンス作業の結果および履歴を把握、管理することができます。また、メンテナンス版数を利用することで、以下の運用が可能となります。

■システム全体の一斉配

全社共通で使用する資源を、一度の配付作業で、システム全体に対して一斉に配付できます。全社共通で使用する基幹業務の資源などを配付する場合に利用できます。

システム全体に一斉に配付する場合は、共通メンテナンス版を利用して配付します。

■部門単位の一斉配

部門単位や事業所内単位で使用する業務の資源を、業務単位で対象のシステムに一斉に配付できます。特定の部門や、一部のシステムだけで使用する基幹業務の資源などを配付する場合に利用できます。

部門単位で一斉に配付する場合は、個別メンテナンス版を利用して配付します。

■特定システムへの配

資源単位で、特定のシステムにだけ資源を配付します。特定のシステムにだけ資源を配付する場合は、個別資として配付します。

部門管理サーバ/業務サーバからの呼び出し配

部門管理サーバや業務サーバから、運用管理サーバに対して資源の取り出しを要求し、資源を配付することができます。
このとき、HP-UXおよびAIXでは、業務サーバからhttpsを使用した資源の取り出しはできません。S/MIMEも使用できません。httpを使用してください。
また、クライアントからHP-UXまたはAIXの業務サーバに対して、ダウンロード機能を起動する場合も、httpsを使用した資源の取り出しはできません。S/MIMEも使用できません。


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