Systemwalker Centric Manager 業務サーバクラスタ適用ガイド Windows編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
目次
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第6章 運用 |
クラスタシステム運用時の注意事項について説明します。
共有ディスク上のファイルを監視する場合は、“共有ディスクのログファイルを監視する場合”を参照してください。[監視ログファイル設定]ダイアログボックスで、共有ディスク上のファイルを指定した場合、メッセージの重複や、正しく監視できないことがあります。
クラスタシステム上でアプリケーション管理を使用する場合、以下の点に注意してください。
Systemwalker Centric Managerのクラスタシステム運用時では、WWWサーバへ論理IPアドレスをとおしてアクセスを行います。このため、WWWサーバへ物理IPアドレスを使って運用する場合は、WWWサーバへ複数のIPアドレスからアクセスできるように設定する必要があります。設定方法については、使用するWWWサーバの説明書を参照してください。なお、Interstage Application ServerとSun Webserver(TM)を使用する場合は、以下の注意が必要です。
複数のIPアドレスの設定ができないため、WWWサーバでは論理IPアドレスを使用するように設定してください。この場合、物理IPアドレスを使ってWWWサーバへアクセスすることはできません。
フェールオーバ時に論理IPアドレスが有効となるように、httpdを再起動する必要があります。スクリプト実行時に再起動処理がなされるよう設定を変更します。以下に設定手順を示します。
/opt/FJSVftlc/cluster/webreset |
[修正前]
/etc/init.d/httpd stop |
[修正後]
#/etc/init.d/httpd stop |
ロールに所属するユーザの情報は、プライマリノードとセカンダリノードで、情報を共有していません。ロールに所属するユーザを変更する場合は、両ノードに対して実施してください。
資源配付をクラスタ環境で運用する場合、資源配付機能のプロセスを監視することができません。
監査ログ管理機能を使用してクラスタシステムのログの収集を行う場合の注意事項を以下に示します。
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