Systemwalker Centric Manager 部門管理サーバ クラスタ適用ガイド Windows編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第1章 概要

1.1 目的

クラスタシステムとは、サーバおよびサーバ上で稼働する業務の高可用性を目的として、複数のサーバを接続して構築する高信頼なシステム構成のことです。

Systemwalker Centric Manager部門管理サーバのクラスタシステムは、1:1の運用待機をサポートしています。

1:1の運用待機とは、運用系が業務を稼働し、待機系として、1台がスタンバイしている形態です。運用系がダウンした場合、待機系が業務を引き継ぐことで、高信頼性を保証します。

部門管理サーバにクラスタシステムを適用することで、以下の機能の可用性を向上することができます。

Systemwalker Centric Manager部門管理サーバを、クラスタシステムで運用するイメージ図を以下に示します。

クラスタシステムでは、稼働しているノードを運用系、スタンバイしているノードを待機系と呼んでいます。

本書では、運用系として使用するノードをプライマリノード、障害時に業務を引き継ぐためのノードをセカンダリノードと呼んでいます。

また、運用前などで、まだSystemwalker Centric Managerを導入していない場合、最初に運用系として構築するノードをプライマリノード、待機系として構築するノードをセカンダリノードと呼びます。


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