Systemwalker Operation Manager 導入手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
目次
索引
![]() ![]() |
付録D 導入環境の変更 | > D.1 スタートアップアカウントの変更【Windows版】 |
Systemwalker Operation Managerのスタートアップアカウントを変更する場合の手順について説明します。Systemwalker Operation Managerの利用者としてスタートアップアカウントを使用している場合は、Systemwalker Operation Managerの利用者情報も変更します。
ここで対象となるSystemwalker Operation Managerの利用者とは以下を指します。
各操作の内容について、以下に説明します。
Systemwalker Operation Managerのサービスをすべて停止します。
Systemwalker Operation Managerのサービスの停止方法については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“Systemwalker Operation Managerサーバの終了【Windows版】”を参照してください。なお、[Systemwalker Operation Manager環境設定]ウィンドウの[サービス制御]で、Systemwalker Operation Managerのすべてのサービスを停止することはできません。
OSのユーザ名変更機能を使用して、スタートアップアカウントのユーザ名を変更します。
ユーザ名変更ではなく、変更前のユーザを残し、新規に作成したユーザまたは既存のユーザをスタートアップアカウントとして使用する場合、ユーザは一定の条件を満たす必要があります。条件については、“インストール後の注意事項”の“スタートアップアカウントの変更について”を参照してください。
Windows(R) 2000 またはWindows Server(TM) 2003の[Start]−[コントロールパネル]の[管理ツール]−[サービス]を起動し、Systemwalker Operation Managerのサービスについてそれぞれ、以下の確認および変更を行います。
1)で停止したSystemwalker Operation Managerのサービスを起動します。
Systemwalker Operation Managerのサービスの起動方法については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“Systemwalker Operation Managerサーバの起動【Windows版】”を参照してください。
ジョブスケジューラに“終了処理ジョブネット”が定義されている場合、終了処理ジョブネットの再設定作業が必要となります。“終了処理ジョブネット”については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“任意の時刻にシステムをシャットダウンする【Windows版】”を参照してください。
終了処理ジョブネットとして動作するためには、以下の条件を満たす必要があります。
このため、サービスのスタートアップアカウントを変更した場合は、ジョブスケジューラ上に新しいスタートアップアカウントと同じ名前のプロジェクトを作成し、終了処理ジョブネット(“JSHEND”または“JSHFORCE”)を新しいプロジェクト配下に複写する必要があります。(古いプロジェクトの情報は複写後に削除してください。)
必要に応じて、再設定を行ってください。
スタートアップアカウントをプロジェクトやジョブの所有者として定義している場合や、業務連携機能のパスワード管理簿に定義している場合は、それぞれの情報の変更が必要です。
Operation Managerを利用しているユーザの情報を変更する場合の手順について説明します。
各操作の内容について、以下に説明します。
ジョブスケジューラのプロジェクトに対し、スタートアップアカウントを所有者として設定している場合、プロジェクトの所有者を変更します。また、プロジェクトに、スタートアップアカウントのアクセス権を設定している場合は、プロジェクトのアクセス権情報を変更します。
ジョブ実行制御の定義で、[ジョブを所有者の権限で実行する]を指定しており、スタートアップアカウントを所有者として定義しているジョブが存在する場合、ジョブの所有者情報を変更する必要があります。
有効となっている場合は、以下の手順2の作業を行ってください。
確認方法については、“運用情報の定義”を参照してください。
なお、[ジョブを所有者の権限で実行する]が有効となっていない場合は、ジョブ所有者情報を変更する必要はありません。
変更後のスタートアップアカウントが登録されている場合は、パスワード情報を設定し直します。登録されていない場合は、登録します。
ジョブ所有者情報の定義の確認およびパスワードの設定方法については、“ジョブ所有者情報の定義【Windows版】”を参照してください。
旧互換負荷分散機能を使用している場合は、分散先サーバのスタートアップアカウントの名前も変更します。
当該サーバのジョブ実行制御起動アカウントと、負荷分散先サーバのジョブ実行制御サービス起動アカウントが同じである必要があります。負荷分散先サーバのスタートアップアカウントの名前を変更してください。
分散実行機能および旧互換負荷分散機能については、“運用情報の定義”を参照してください。
業務連携機能を使用しており、業務連携のパスワード管理簿にスタートアップアカウントを定義している場合は、変更後のスタートアップアカウントの定義を追加します。
パスワード管理簿の定義については、“パスワード管理簿の定義”を参照してください。
目次
索引
![]() ![]() |