Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム - - Linux/Linux for Itanium(R) - - HP-UX -
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第4章 監視/操作> 4.1 スケジュール状況を監視/操作する

4.1.2 スケジュール状況をまとめて監視する

管理サーバから、分散されたスケジュール状況をまとめて監視する手順を説明します。

■概要

管理サーバおよび、管理サーバに接続されたスケジュールサーバのスケジュール状況をまとめて監視するには、以下のウィンドウから行います。

■操作手順

  1. [スタート]メニューから[Systemwalker Operation Manager]−[スケジュール分散状況監視]を選択します。

    →[スケジュール分散状況監視 [ログイン]]ウィンドウが表示されます。

  2. 必要に応じて接続先サーバなどの情報を設定し[OK]ボタンをクリックします。接続先サーバとしては、管理サーバのみ接続可能です。

    →[スケジュール分散状況監視[監視ホスト定義名の選択]]ウィンドウが表示されますので、監視ホストの定義を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    以下の場合は、[スケジュール分散状況監視[監視ホスト定義名の選択]]ウィンドウは表示されません。

    [監視ホスト定義名]

    登録されている監視ホストの定義がコンボボックスに表示されます。監視する監視ホストの定義を選択します。

    監視ホストの定義の登録方法については、“監視ホストの定義”を参照してください。

    [次回からこの画面を表示しない]

    チェックボックスをチェックして[OK]ボタンをクリックした場合、次回[スケジュール分散状況監視[全体状況]]起動時に[スケジュール分散状況監視[監視ホスト定義名の選択]]ウィンドウを表示しません。[スケジュール分散状況監視[監視ホスト定義名の選択]]ウィンドウを表示しない場合は、前回選択した監視ホストの定義を使用します。前回選択した監視ホストの定義が存在しない場合は[スケジュール分散状況監視[監視ホスト定義名の選択]]ウィンドウを表示します。

    次回起動時に[スケジュール分散状況監視[監視ホスト定義名の選択]]ウィンドウを表示させたい場合は、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウまたは[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウの[表示]メニューで、[起動時に監視ホスト定義名の選択を行う]を選択してください。

  3. [スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウが表示されます。

    [接続ホスト名]

    [スケジュール分散状況監視[監視ホスト定義名の選択]]ウィンドウで選択した、監視ホストの定義の表示名がコンボボックスに表示されます。

    スケジュール分散状況監視クライアントで監視ホストの定義を使用する場合は、スケジュール分散環境が“管理サーバ”となっているサーバを監視ホストの定義に登録するようにしてください。監視ホストの定義の登録方法については、“監視ホストの定義”を参照してください。

    コンボボックスで選択したサーバに監視対象を切り替えることができます。このとき、現在接続している監視元サーバと同じユーザ名、パスワードで、監視対象サーバへ接続し、認証処理が行われます。

    接続先サーバと監視対象サーバが同じアカウントの場合:
    認証処理完了後、監視対象サーバに接続します。
    接続先サーバと監視対象サーバが異なるアカウントの場合:
    [接続先ホストのパスワード入力]ウィンドウが表示されます。監視対象サーバで管理者権限を持つユーザ(スーパーユーザまたは、拡張ユーザ管理機能が有効な場合は管理者権限を持つOperation Managerユーザ)のユーザ名、およびパスワードを入力して監視対象サーバに接続します。


    アカウントが異なる監視対象サーバへの2回目以降の接続について

    アカウントが異なる監視対象サーバでは、2回目以降の接続は初回接続時に認証できたアカウント情報で自動的に認証処理が行われ、[接続先ホストのパスワード入力]ウィンドウは表示されません。

    [ホストツリー]

    ホストツリーで選択する内容によって、表示されるウィンドウが変わります。

    管理サーバを選択した場合:
    [スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウが表示され、サブシステムごとのスケジュール状況がまとめて表示されます。
    サブシステムを選択した場合:
    選択したサブシステムに登録されたスケジュールサーバの状況を表示する、[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウが表示されます。(“localhost”は管理サーバを示します。)

    [スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウの詳細は、“スケジュールの詳細状況を監視する”を参照してください。

    スケジュールサーバを選択した場合:
    選択したスケジュールサーバの状況のみを表示する、[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウが表示されます。(“localhost”は管理サーバを示します。)

    [スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウの詳細は、“スケジュールの詳細状況を監視する”を参照してください。

    管理サーバのジョブスケジューラ機能が停止していた場合、停止しているサブシステムとそのサブシステムに登録されているスケジュールサーバ名が橙色で表示されます。

    [運用日指定]

    チェックボックスをチェックすると、運用日が指定可能になります。状況を表示したい運用日をカレンダで指定します。すでにスケジュール情報の分散が実行済の運用日は、カレンダ上で太字表示されます。

■表示項目

[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウに表示される、スケジュール状況の表示項目について説明します。画面全体の表示項目の詳細については、“Systemwalker Operation Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

サブシステム

運用日管理スケジュールのサブシステム(テストモードのサブシステムも含む)として設定したサブシステムが表示されます。

サブシステムを指定してダブルクリックするか、サブシステムを選択して[ENTER]キーを押すと、[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウが表示されます。[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウの詳細は、“スケジュールの詳細状況を監視する”を参照してください。

状況

スケジュール状況が表示されます。状況の種類と意味については、“スケジュール状況について”を参照してください。

運用変更

表示中の運用日の、運用変更の反映状況が表示されます。以下のように表示されます。

表示なし:
運用変更がされていません。運用変更用プロジェクトがない場合や、運用変更用プロジェクトがあってもリリース日が未来の日付などで運用変更されていない場合です。
青:
マスタ情報が正常に置き換わりました。
赤:
運用変更に失敗しました。

開始日時

スケジュールの初回作成開始日時がYYYY/MM/DD HH:MM:SS形式で表示されます。

完了日時

最新のスケジュール作成完了日時がYYYY/MM/DD HH:MM:SS形式で表示されます。

本日

本日の日付が表示されます。通常は当日の日付です。サブシステムが運用日管理スケジュール(テストモード)で、仮想時間が設定されているときに、本日の日付が確認できます。


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