Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム - - Linux/Linux for Itanium(R) - - HP-UX - |
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第3章 運用方法 | > 3.1 運用日ごとにスケジュール情報を管理する運用 | > 3.1.2 スケジュール情報の分散 |
運用日ごとに抽出、配付、登録されたスケジュール情報は、日変わり時刻の到来などを契機に適用されます。
ジョブネットが設定により日変わり時刻を越えて継続されている場合は、ジョブネットが完了したときに同名ジョブネットに対してスケジュールが適用されます。このときにジョブネットの開始予定時刻がすでに過ぎている場合、スケジュール分散機能では、ジョブネットの開始予定時刻をスケジュール適用時の5分後に補正し、ジョブネットを動作させます。また、終了予定時刻が指定されている場合も補正されます。
また、当日のスケジュール実行をしたときに、すでにジョブネットの開始予定時刻が過ぎている場合、開始予定時刻をスケジュール適用時の5分後に補正し、ジョブネットを動作させます。
日変わり時刻の直前で、前日のジョブネットが完了したとき、または当日のスケジュール実行をした場合、すでに開始予定時刻を過ぎたジョブネットの適用は、以下のように実施されます。
日変わり時刻の1分前に時刻補正をしてジョブネットを動作させます。
日変わり時刻の5分後に時刻補正をしてジョブネットを動作させます。
補正した結果、開始予定時刻と終了予定時刻が同じ時刻になった場合、以下のように実施されます。
時刻補正を行わずに適用します。そのため、ジョブネットはスケジュールされません。
開始予定時刻を日変わり時刻の5分後に時刻補正をしてジョブネットを動作させます。終了予定時刻は開始予定時刻を基準にした時刻に設定されます。
前日までにスケジュール情報の分散で異常が発生している運用日がある場合、当日のスケジュール情報の分散での適用は行われず、“異常対処待ち”状況となります。過去運用日の“異常”状況のスケジュール情報をリカバリしたとき、過去のスケジュールとしてジョブネットは登録されますが、時刻によるスケジュールは行われません。また、持ち越しジョブネットの対象外となります。
数日前に異常が発生して、“異常対処待ち”の状態が複数運用日ある場合に、リカバリを行うと、“異常対処待ち”の状態が“適用待機”の状態となり、自動でスケジュールの適用はされません。スケジュールを適用するには、[スケジュール分散状況監視[全体状況]]ウィンドウ、または[スケジュール分散状況監視[詳細状況]]ウィンドウから順次スケジュール実行を行い、当日にスケジュールを適用してください。
詳細は、“スケジュールを操作する”を参照してください。
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