Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム -
目次 索引 前ページ次ページ

第3章 環境定義> 3.2 管理サーバ側の作業

3.2.4 管理サーバにユーザを定義する

接続用情報を登録する ”の作業が完了したら、ユーザ定義名を使用するユーザを管理サーバに定義します。なお、SE版/EE版では、管理サーバへのユーザの定義に該当する作業はありません。

■概要

前項で登録したユーザ定義名は、以下のユーザだけが使用できます。

システム管理者以外のユーザにユーザ定義名を使用させる場合は、そのユーザをユーザ定義名と同じ名称のグループに所属させます。

■作業場所

管理サーバで作業します。Systemwalker Operation Manager GEEクライアントで作業する必要はありません。

■作業手順

管理サーバへのユーザの定義は、以下の手順でシステム管理者が実施します。

  1. ユーザ定義名と同じ名称のグループを定義します。グループを定義するには、オペレーションシステムで提供されているコマンドを使用します。以下にコマンドの使用例を示します。
    # groupadd EXAMPLE

    上記の例では、“EXAMPLE”という名称のグループを定義しています。

  2. 接続に使用するユーザを定義し、1.で定義したグループに所属させます。ユーザを定義したり、グループに所属させたりするには、オペレーションシステムで提供されているコマンドを使用します。以下にコマンドの使用例を示します。
    # useradd -g EXAMPLE systemwalker 
    # passwd systemwalker
    New password: #######
    Re-enter new password: #######

    上記の例では、systemwalkerというユーザを定義し、EXAMPLEというグループに所属させています。続いて、ユーザのパスワードを定義しています。

NIS、NIS+等を使用している場合は、使用するコマンドが違います。詳細は、各オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

■注意


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2006