Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム -
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第3章 環境定義> 3.2 管理サーバ側の作業

3.2.2 ポート番号を設定する

Systemwalker Operation Manager GEEでグローバルサーバと連携する場合は、以下のポート番号を必ず設定してください。

■概要

Systemwalker Operation Manager GEEは、グローバルサーバと通信するのに以下のポート番号を使用します。

機能名

サービス名

ポート
番号

データ方向(注)
送信元

データ方向(注)
あて先

備 考

グローバルサーバ
ジョブ連携

smr

9306/tcp

管理サーバ

グローバル
サーバ

グローバルサーバ
との連携用

注) 送信元とあて先の間にFirewallが存在する場合は、Firewallへ
       のポート番号 の設定が必要です。

グローバルサーバ側では、上記のポート番号はTISPで定義されています。TISPでポート番号を変更した場合は、管理サーバでもポート番号の設定を変更する必要があります。

■作業場所

管理サーバで作業します。Systemwalker Operation Managerクライアントで作業する必要はありません。

■作業手順

Systemwalker Operation Managerが使用するポート番号は以下の手順で追加します。

  1. viなどのエディタを使って、Systemwalker Operation Managerサーバがインストールされているマシンのservicesファイルを開きます。
  2. 上記のサービス名とポート番号をservicesファイルに記述します。

    servicesファイル内に定義されているサービス名は、大文字と小文字が区別されることに注意してください。

■備考

上記のポート番号がすでに他製品で使用されている場合は、未使用のポート番号に変更する必要があります。ポート番号の変更手順は、SE版/EE版と同じです。詳細は、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“ポート番号の変更方法”を参照してください。

上記以外のポート番号については、SE版/EE版で使用するポート番号の設定作業と同じです。


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