Symfoware Server 解説書 - FUJITSU -
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第5章 Symfoware Serverの機能> 5.6 アプリケーション開発

5.6.3 ODBC対応開発ツールでの開発

Symfoware Serverは、米国Microsoft社が提唱した、Windows(R)対応のアプリケーションから外部データベースに接続するための標準的なインタフェースであるODBC(Open DataBase Connectivity)ドライを用意しています。

Excel、Access、Visual BasicなどODBCインタフェースに対応したツールから、ODBCドライバを利用して、データベースにアクセスすることができます。

Symfoware ServerのODBCドライバには、ODOSがあります。

ODBC対応開発ツールでの開発についての詳細は、“アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)”を参照してください。

ODOS

ODOSは、高性能かつ省資源(サーバメモリ性能)を目的としたSymfoware Server専用のODBCドライバです。Symfoware Serverの機能をすべて利用でき、従来のODBCドライバと比べ、サーバのメモリ使用量の減少、レスポンスタイムの向上などの点が優れています。

ODOSの概要について、以下に示します。

[図:ODOS]

ODOSについて、以下の機能を説明します。

◆アプリケーションからのリモートアクセ

Access、ExcelまたはVisual Basicなど、ODBCインタフェースに対応した市販アプリケーションを利用することにより、データベースの知識のない方でも、使い慣れたアプリケーション(ODBC対応開発ツール)から簡単にSymfoware Serverにアクセスすることができます。

アプリケーションからのリモートアクセスについて、以下に示します。

[図:アプリケーションからのリモートアクセス]

◆Webサーバからのリモートアクセ

WebサーバであるIIS(Internet Information Services)を利用することにより、HTMLで実行されたASP(Active Server Pages)で作成したアプリケーションから、ODOSを経由してデータベースへアクセスを行うことができます。

これにより、Webサーバ上でSymfoware Serverの情報が提供可能になります。

Webサーバからのリモートアクセスについて、以下に示します。

[図:Webサーバからのリモートアクセス]


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