Symfoware Server 解説書 - FUJITSU -
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第5章 Symfoware Serverの機能> 5.1 データアクセス

5.1.5 並列クエリ

オンライン・トランザクション処理におけるレスポンスの高速性、レスポンスの均一化は、Symfoware Serverの特長のひとつです。しかし、一括帳票印刷などの夜間バッチ業務や、必要に応じて情報の検索、分析および加工を行う業務の場合、データ量が増えると処理時間が多くかかります。このような業務を高速に行うための手段として、データベースを分割し、それぞれを並列に処理する方法が考えられます。これを、並列クエと呼びます。

Symfoware Serverでは、並列クエリを利用して、バッチ処理業務やデータ検索のレスポンスを改善し、高性能なシステム運用を実現します。

並列クエリについて、以下に示します。

[図:並列クエリ]

並列クエリについて、以下の機能を説明します。

SQLの並列実行

並列クエリは、1つのSQL文をパーティションニンされた単位ごとに、並列にデータベースを検索、読み込みます。このため、処理時間を大幅に短縮することができます。

データ検索に並列クエリを適用した場合の効果について、以下に示します。

[図:並列クエリ適用時の効果]


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